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焼きそば

焼きそばは、蒸したり、茹でたりした中華麺を肉やキャベツ、人参、玉ねぎ、もやし等の具とともに炒めた麺料理である。スープがない点が蕎麦やうどん、ラーメンと大きく異なる。ペッパーランチや「いきなり!ステーキ」のように熱々に鉄板で焼きそばを出す店もある。


焼きそばと言えばソースsauceであるが、ソースと言えばITの世界ではソースコードsource codeやデータソースdata sourceがある。私は調味料よりも素材の味を好む。肉や野菜の旨味がソースに負けないほど濃厚な焼きそばが好きである。


富士宮焼きそばは静岡県富士宮市のローカルフードの焼きそばである。通常の焼きそばとは大きく二つの相違点がある。第一に削り粉をふりかけている。第二に麺のコシの強さである。通常の焼きそばと比べて硬めの弾力があり、非常に噛み応えがある。この噛み応えのお蔭で費用対効果が中々のものになる。


通常の焼きそばの麺は製造工程で蒸した後に一度茹でる。これに対して富士宮やきそばの麺は茹でずに急速に冷やし、油で表面をコーティングする。このために水分が少なく、独特のコシが生まれる。富士宮風の焼きそばというよりも別種の食べ物と言える。


富士宮焼きそばは、ご当地B級グルメの代表格である。B級グルメの祭典B-1グランプリでグランプリを獲得した。東京から芸能人が富士宮市に食べに来るほど名高い存在である。町おこしの成功例として紹介されることもある。


富士宮焼きそばは、情報バラエティ番組「シルシルミシル」(テレビ朝日系列、2009年5月27日)のコーナー「ミルミルオハツ」でも取り上げられた。値段と価格が比例するという浅ましい拝金主義を吹き飛ばすB級グルメ文化は素晴らしい。


黒石つゆ焼きそば

黒石つゆ焼きそばは、青森県黒石市発祥のご当地B級グルメ。「黒石焼きそば」と「つゆ焼きそば」が合わさったもの。黒石焼きそばは麺が太くて、うどんのような見た目である。うどん用の麺カッターで切られた太平麺である。ソースは甘辛い。太麺はソースがとても絡みやすい。昭和30年代は「おやつ焼きそば」と呼ばれ、10円単位で売られていた。


この黒石焼きそばを器に入れ、和風だしのつゆをかける。昭和30年代後半に黒石市中郷地区にあった「美満寿」が始めた。揚げ玉も載せ、ますます、うどんに似てくる。ネギなど野菜も沢山載せるので健康的である。


スープを飲み干すことで満腹感がある。スープを飲むことで体が温まる。焼きそばはラーメン、うどんに比べて物足りなく感じることがあるが、それはスープがないためである。つゆ焼きそばは、ラーメンやうどんの長所を持っている。


黒石市は焼きそばの町としてアピールしている。観光の目玉にしている。「ふるさと戦隊 KUROISIX」というご当地キャラがいる。黒石市は「第二の夕張」と言われるほど財政難に陥っているが、立て直そうとしている。


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