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信長公姫  作者: yuzu
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とある兵士の日常

 身体中が痛い・・・


 起床の鐘で目が覚めると俺は状況を確認した。


 ここは清州にある訓練所の集団部屋だ、周りには俺と同じように身体中包帯だらけの人がいっぱいいる。


 動いているのは赤十字部隊の人達か、いつもありがとう。


 ただ、赤十字部隊の訓練生も実地研修というか初心者が多いので痛いことが多い、でも処置をしてくれるだけいいのかな文句は言わない。


 横たわっている人達は武士希望の訓練生だ、昨日の模擬戦で負傷を負っている、本物の武器は使ってないけどが木刀や馬にひかれると打撲・骨折は日常茶飯事だ。


 かくいう俺も昨日の模擬戦で味方優勢で進めていたのに敵騎馬隊の横撃を喰らって一気に戦線崩壊、俺はだれも乗っていない馬にひかれて気を失った。騎馬隊なのだから手綱を取っていろよ・・しかも伏兵なのだからこれまで戦闘してないのになんで乗っていないのさ?


 起きると部屋を追い出された。


 訓練校といってもここに通う人たちには食事と給金がでている、それに、集団部屋だが希望者には部屋も用意されている、実家を飛び出して路頭に迷った俺には文句はない。

 橋の上で眠っていた時に勧誘してくれた蜂須賀様ありがとう。


 今日は何をやろうかな、模擬戦の日以外は各教室でいろいろな授業がある、武士系だと戦術・戦略・体術・武技、官吏系だと、内政・外政・勘定、あと特別な赤十字と白十字がある。何を受講してもよくそれぞれに甲乙丙の試験があり自分の力になる。なのだが武士になりたいのに武士系の試験には受からず官吏系の試験は甲評価とかちょっと泣ける。村井様、勧誘はお断りいたします! 俺の目標は柴田様なので!


 あっ、俺? 俺の名前は日吉、目標は一国一城の主! そこっ!サルの頭領とか言うな!


 


 



 

 


 

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