いちから始めましょう
浅井家当主長政は悩んでいた。
この当時、浅井家は朝倉家に従属という形で北近江を支配していました。
簡単に言うと浅井家は朝倉家の家臣扱いなのです、織田家でいう柴田さんみたいな感じです。
朝倉家の本拠地一乗谷にも屋敷もありますし支配下の豪族達も朝倉家の家臣としてとらえています。
浅井家が独立大名などととらえている人は今はいないのです、なので
朝倉家と織田家が戦争となると朝倉家家臣の浅井家は織田家の敵になります。
朝倉家と縁を切り織田家につこうにも家臣や豪族は朝倉家のままです、
まわりが全員敵になります(直臣は除く)
長政の悩みは続く
妻は織田家の人間
息子は朝倉家の人質として今は越前にいる
織田家は将軍家を支え、朝倉家よりも力・権力・大義名分がある
ただ、今の織田家は将軍とは仲が悪い
将軍家は今後朝倉家を頼りにしたいらしい。
互いに相反する情報を持ち、どっちつかずな状況なのだ。
そばには妻の市がいる、
この苦悩をわかってもらえるだろうか
じっと妻の目をみていると語りかけてきた。
「
いちは知っています。
殿がどんなに先の見えない暗闇の中でも、手を伸ばしてくれる勇気がある人だってことを。
殿に頭をなでられるのが好きです。
手のひらと髪の毛を通して、殿と通じあっている気がするんです。
殿の声が好きです。
言葉一つ聴くたびに、心が温かくなるのを感じるんです。
殿は私の英雄なんです
どんなに弱くて情けない醜態をさらしても、立ち上がれと、諦めるなと、全てを救えと
私は絶対に甘えを許しません
ここから始めるのです
市から始めましょう
浅井家の未来を
」
(市の心の声)
私と一緒に織田家の味方してね~~わかってるよね!
長政はしばらく目をつむりその後一筋の涙を流し合議の部屋にむかった
「皆の者、またせた!
当家は真義を第一とし同盟を尊守
たとえどんなに先の見えない暗闇のなかでも
どんなに醜態をさらしても
立ち上がれ、あきらめるな
浅井家の未来のために
」
家臣一同 「おーーーー」
お市 (やったーー)
長政 「これより朝倉家救援に向かう、陣立てじゃー」
家臣一同「おーーー」
お市(あれ~~?)
美濃の国、織田信長邸
奥方様(濃姫のこと)お市様より姫様へ書状が届いております
濃姫「ん~姫ちゃん今ちょっと体調悪くて寝ているのよね、なんか太田さんにいろいろ言ってたけど無理はさせたくないしね~、手紙は預かるわよ」
お市様の手紙
「姫ちゃんへ、言われていたこと失敗しちゃったテヘペロ
あにき(信長)危なくなるからよろしくね」
濃姫「あれっ、ちょっと・・・・姫ちゃ~ん」
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どっかで聞いたことがあるセリフがあるかもしれません・・・




