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信長公姫  作者: yuzu
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清州学園都市 失敗

 学校もできたし町も発展してきました清州です。


 町ができてくると屋台や旅芸人さんが来て賑わいがでてきます。



 そんな賑わいの中、町中をうろつく可愛いい顔立ちと可愛らしい服装をした女の子達はだれでしょう?そう!私達です!


 

 お城を抜け出して町中探索です、面白いものないかな~?


 あっ屋台は気にしません、この時代、砂糖は超貴重品です、甘いお菓子なんて簡単に手に入りません、ケーキやスイーツがなく、おはぎ・団子でも甘くないのです!令和の時代、自然の甘さなんて売り文句あるけど、実際は甘くないからね!砂糖たっぷりはいってますからね!


 甘いもの考えると思い出や懐かしさでいっぱいです、私は砂糖のために天下統一をなしとげよう!鹿児島の島津家を倒せば砂糖が手に入る!そのために父に頑張ってもらうのです!そう、「(姫の父の)信長の野望・天下統一」です!


 


 「姫ちゃん、姫ちゃん、妄想の時終わった~?」


 えっ?


 お市姉さまがじぃっーとこっちを見ています


 「で、次は何をやるのかな?なにか美味しそうな物でも考えてたでしょ~?」


 相変わらずのお市姉さまです、姉さまですっていたら姉さまです間違ってもおば・・


 「何考えました?(#^ω^)」


 「いっ、いえ、何でもないですよ!ところであれは何でしょう?」




 食べ物の屋台が並ぶ通りの一角に十数人の子供たちが集まっています。


 買い物をするわけでもなく視線だけがあちこちに、何かを探すようにうろうろしていますね。


 

 「ねえねえ、おじさん団子2串ください」


 「あいよっ、ありがとなっ」


 団子を受け取りお金を渡しながら質問する。


 「あのーあの子供たちなにをやっているのか知ってますか?」


 「あーあの子供達は近所の寺で養われている孤児たちだな、いつも売れ残りや客の残したものを探しているのさ」


 「えっ、いつもですか?」


 「そうだな、この辺りは新しい領主のおかげで落ち着いてきたが近辺ではまだ戦が多い、流れ者や孤児達が増えるのはしょうがないけどな。」


 「おじさん、団子全部ください、おいくらですか?」


 「子供たちにあげるのか?やめておけ、一度でも与えると施しを受けるのがくせになる、今日はいいけど明日からはどうする?面倒見れるのか?」


 「子供達には飢えてほしくないだけ、子供に罪はないでしょ?子供を助けるのは大人の責任だよ」


 「嬢ちゃん達も子供だけどなw、よし、俺も気にはなっていたんだ、ただとは言えないが安くしてやる!子供たちに食べさせてやってくれ!」



 子供達に団子を与えて色々と話を聞いた、びっくりしたのはお市姉さまが子供の扱いに上手なこと!

 子供達が普段どんなことをやっているか、お世話になっているお寺・周りの人達。

 

 私?私はダメだったよ、作り笑いをすると小さな子供たちがなぜか怯えるんだよね、それを年長組が守る体制をとるんだよね>< チクショウ


 で、お市姉さまが手に入れた情報で聞き逃せないのがあった、子供たちの中でお姉さん役の子供が近々出ていくらしい、しかも売られるらしいのだ。


 お寺が人身売買?しかもいたいけな少女を!


 お市姉さまが悪い顔をしています、私もきっと同じ顔をしているのでしょう、子供達の怯えた表情を見ればわかります。


「簗田さん、護衛と捕吏の準備をお願いします。」


 近辺に気づかぬように潜んでいるであろう護衛に準備をお願いする。


 子供達に道案内をしてもらいお寺に向かう、お姉さまは表情は明るいですがなにかオーラが違いますね、数人の子供は近寄りません、私?だれひとり近寄ってきませんがナニカ?




 お寺です、小さいです、古いです、ボロボロです。


 「えっ、ここに13人で住んでいるの?」


  子供の一人に確認します。(子供の数は12人だと確認済み)


 「うん、そうだよ仏像のあるお部屋でみんな一緒にいるの。」


 (子供達だけ一部屋に集めて住職は自分の部屋があるのかな?)



  入口に近づくと


 「そこな者達、わが子供達と何用かな?」


  怖いです、僧兵みたいな厳つい顔の筋肉達磨が薙刀を構えて仁王立ちです。


  お市姉さまと目が合いました、あっこれダメなやつだ悪人決定だね!


  しかし、そんな素振りは見せるわけにはいきません、演技力はすばらしい姉さまに頼ります。


 「初めまして、町中でこの子供達と出会いまして、お腹を空かせているとのことで失礼とは思いましたが一緒に食事ののち、子供達だけでは帰り道も心配でしたのでご自宅までお送りしようかと思った次第です。」


 「そうであったか、これはこちらも失礼いたした、重ね重ね感謝いたす、では、帰りは気を付けて帰られよ。」


 ここで帰っては子供達が今後どうなるかわかりません、あの悪人坊主を退治するのです!


 「申し訳ありませんが、こちらの子供達のことでお話をさせていただきたいのですが、お時間を頂けないでしょうか?」


 ニヤリ、坊主の顔がにやけます、さらに子供達が売れるとでも思ったのでしょうか?


 お寺の本堂に案内されました、住職の部屋(応接室)には案内してくれないみたいです、なにか隠し事でもあるのかな~?


 「このような場所にて申し訳ない、なにぶんこの古刹(古いお寺の意味の方)はこの部屋しかないのでな、儂を含め13人で生活するのも大変なのだ、今子供たちは裏の畑で作物を育てておる、水も出せないが申し訳ない」


 えっ


 「あの~このお寺は本堂だけしか部屋はないのですか?子供たちは本堂で寝泊まりすると聞いたのですが?」


 「うむ、儂と子供らと一緒に本堂で生活しておる、それがなにか?」


 あれっ


 「建物もだいぶ傷んでおりますしあの子供たちの数です、お聞きししにくいのですが普段はどのような生活をしてるのでしょうか?」



 「儂はこう見えてもとある法院(有名お寺の総本山)の出でな、読み書き・数術(算数)はある程度できる、それで商家や武家の積算(決算)や講師(先生)をして日銭を稼いでおる、そして子供達にそれを教え、育ったところで商人や武家に雇ってもらう、そうすれば礼金も頂けるし、本人はきちんとした仕事につけるというわけじゃ」


 「あの~子供達を売ったり・・・は?」


 「儂は御仏に使える身! 大人、まさかの子供達を売ろうなどとは思わぬわ!」



 お市姉さまと目を合わせ・・


 「「ごめんなさい!」」


 「儂もこんな風体だからの子供達を心配して来てくれたのじゃろ、織田市様。織田姫様。」


 「「私達のことを?」」


 「こんなご時世だからの情報だけは手に入れるようにしておる、最近の尾張の政治が誰がどのようなことで成り立っているのかもな。」

 

  

 めちゃいいひとじゃん!頭もいいし、姿かたちはあれだけど・・・


 「申し訳ありませんでした、ご無礼をおかけして重ね重ね、そこで新たにお話しさせていただきたいのですが。清州学園都市で先生として働いて頂けないでしょうか?それとは別に大規模な孤児院も各地に作りたいと思います、先生としては先ほどお話しされていた読み書き・算術、孤児院とは戦や病で親を亡くした子供たちの団体での生活の場です、これまでの経験をぜひ世の中のためにお願いいたします。」





 あー今回は失敗した、人は見かけで判断しちゃだめだね・・・


 


 


 


 


 




 

 

 

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