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信長公姫  作者: yuzu
21/61

男の戦い

 「すすめー」


 侍大将の掛け声で足軽隊・槍隊・弓隊が行動を開始する。後方は荷駄隊が続く。

  

 相手は長年争ってきた相手だ、最近は同盟を結んだとはいえ気が抜けない。


 いやだ、行きたくない、あの相手と合いまみえるのは気が重い、だが行かねばならない。


これは戦いなのだ!


 でも、途中には別の敵もいるから武装を目立たせて大人数で行動しよう、藪の中の道も通るから槍を目立つように長くしておいて、あと旗指物も多くしておこう。槍は目立てばよい、使えなくてもな!






 ーーーーーーー


 あのこわっぱめ!この儂を待たせるとは・・


 これまで我慢してきたがもう限界だ!

 

 これ以上待たせるならばこちらにも考えがある、兵も集め荷駄隊も整えた、いつでもいけるぞ!


 だが行くわけにはいかない、情報では相手はこちらに向かってきているという。


 その情報の中に長槍の話があった、長さは約3間半(6.3mくらい)だという、我が軍のは2~3間(3.6~5.4m)だ、いや、長さだけならばなんとでもなる、問題はそれを扱える人数を揃えたことだ、なかなかやるではないか!



 ーーーーーーーーーーーーーー


 対面する襖よりそれぞれが入室し対面する、一人は緊張し、一人は怒っているようだ。


 着座して話そうとするも廊下からドタバタと足音が聞こえる。


 (襲撃か?)一人は慌てる


 一人は別のことを思ったようだ・・・






 「じじさまー来たよーーーー」




 道三に抱きつく姫だった



 道三の顔はおもいっきりにやけていた。


 「姫~~~ひさしぶりだの~やっと会えた、今回も会えなかったらそちの城まで会いに行くつもりじゃった、お土産も荷駄隊にたっぷり積んだしの~、あっ、信長殿はあっちに行っていてよいぞ?」


 「姫は私の子供です、すぐに連れ帰りますよ!」


 

  これもまた戦い?





 *3間半の長槍:物干し竿(槍の棒の代わり)の先に2リットルのペットボトル(鉄の代わり)をつけて振り回してみよう!まず取り扱いは無理!



         





 


 


 


 

どうしてこうなった!


道三はかっこよく書きたかった!(過去形)

まじめな話にしたかった!(疑問形)

でも、姫がでるとこうなる(決定)

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