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信長公姫  作者: yuzu
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桶狭間 1

 

 「今川軍、田楽狭間に向け進軍中!」


 「よおっし!」


 斥候の報告に湧き上がる歓声と諦めの表情の家臣達、心の中の声は皆同じ


 (姫様のことだから・・)


 ここは桶狭間、今川軍の大軍25000を迎え撃つ織田軍はわずか2000、しかも各地の防衛拠点に数を振り分けその拠点も攻め落とされているとの報告が随時入っている。

 

 織田軍にとって戦力差を覆す攻撃は奇襲しかなく、その計画はすでに軍議にて決まっていた。


 曰く、「多数の兵は揃えたが農兵がほとんであり直臣は少なく戦意は高くないこと」


 曰く、「敵は多数ではあるが長蛇の陣であり側面は薄く、横撃可能なこと」


 曰く、「25000といっても、前軍、中軍、後軍、輜重軍に分かれていてそれぞれに統一の意思が無いこと」


 曰く、「中軍は本陣を含め5000程度であること」


 曰く、「田楽狭間の山の上で義元さんは休憩するからその時攻めれば勝てるよ」


 (なぜ、その情報を知っている?なぜ休憩することがわかる?特に最後のは何?あっ姫様の発言ですか)


 (姫様だから・・)


 軍議中にもかかわらず別のことを考えていた家臣達、そこに新たな命令が信長より


 「よおっっし全軍とつげ    」


 「あほーーーーーーーー」

  

  どがしゃげしげし


  信長にむかって蹴りが飛ぶ、結構な飛距離で


  「田楽狭間で休憩するときに襲うって決めたよね!今は進軍中だからそんなときに攻めたら返り討ちで全滅しちゃうでしょうが!!!!」


   「で、あるか」

    

  平気そうな顔で答える信長、顔にはわらじの跡がついているが・・・


  軍議中の家臣達にとっては見慣れた光景であり誰一人突っ込むものはいない・・




  私の名前は「姫」、名前が「姫」である、父である信長にネーミングセンスは皆無である。

  

   有名どころでは長男が「奇妙丸」、次男「茶筌丸」(茶道にはまっていたから)9番目なんて「人」ですよ!10番目は「良好」(なにが?)


  母は濃姫です、確かに化粧は濃かったけど・・・でもこの時代のお姫様達はみんな化粧するからそれが普通なのかな?私はまだ10歳だからお化粧はなし、ちょっと活発な子供だけど 父は脳筋、母はお花畑の人間なので私がしっかりしないとと思って頑張った、この時代は子供でも働くことができるし(12歳くらいであれば一人前と見られることもある)


 6年前くらいかな、父が父の弟と戦をしてる時の留守番にいろいろやったことが今の立場にいることになった理由だけどそれはこの戦が終わったあとでね。


 

  


  異世界転生頑張って生き延びます!







 




 


 

 物語を書くのが初めてです、漢字・文章って書くとなると大変ですね、慣れないですがやってみようと思います。


 

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