AmericanDream
こんな感じの物語をたまに見てみたいとも思ってしまう…
触りだけなので申し訳ないです…
第一次世界大戦により未曾有の好景気から経済の中心地が
イギリス ロンドンからアメリカ ニューヨークへと変わり行く
そんな中アメリカは禁酒法により地下酒場が施行前の酒場の数よりも1.5倍の数が乱立していた
そんな中…ニューヨーク某所
人気の無い薄暗い路地に…
ドラム缶の蹴飛ばされる音と同時にハンチング帽を被った男が
全力で走り出てきた男は叫ぶ
「ディーノ!急いで車出せ!」
黒塗りのフォード モデルTはドアを開けながら走り出した
そこにダイビングしてドアを閉める
「もっと急げねぇのか!」
「兄貴 あんまり急ぐとエンストしますよ
それよりもやっぱりダメでしたか…」
「あぁやっぱりニューヨークはどこもかしこもギャングが絡んでやがる…
足元見やがって」
やはりなんのつてもない人間が密造酒を売りさばくという考えは甘かった
ババババッ キュッキュッ
発泡音が聞こえたあと動き出した出した車体に銃弾が擦れた
「あいつら銃も持ったやがったか…」
振り返るとトンプソン・サブマシンガン持った6人の男がどこにも隠れずに立ったままこっちに向けて撃っていた
「カナダ人だからって…イタリア人崩れがなめやがって!」
懐からリボルバーを出して車から身を乗り出して撃ち返す
「兄貴…なんかカウボーイみたいっすね」
「うるせいばか!そんなこと言ってないでもっと早く飛ばせ!」
二人は街の雑多の中に消えていった…
お読み頂きありがとうございます
別の作品なども読んでいただけたら幸いです