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前夜
俺は小中と男子校で育ってきた、そしてこの春から共学校を通うことになった。
始業式前夜〜
俺は机に突っ伏していた。
「あ〜緊張するな。変なやつに絡まれなければいいけど。」
顔は平凡な方だと思うし、体型は中学の時バスケをしていたので気にすることは無い。
「よし!」
ガチャ。
「おにーちゃんうるさい。もう何時だと思ってるの?明日寝坊しちゃうよ。」
目を擦りながら妹の紗綾が注意しにきた。
「悪いな紗綾」
それもそうだな、寝るとするか。
寝不足のためかベッドに入った俺はすぐに眠りについてしまった。
アラームをセットせずに。