これから俳句を始める人のための、俳句入門、要諦集 30か条
自分でいうのもなんですが、、、。
私なりの俳句歴を持ってますのでそれなりの
私なりのやってきてみた感想というか
私なりの実体験した、俳句論です。
私ですか?
それなり有名俳句大会の入賞経験もいっぱいありますので、私のこれから述べることも
まんざらウソ?ではないと保証できますよ。
そういえばテレビの「プレバト」、、見てますか?
夏井いつき先生、絶好調ですよね。
出版した俳句の本も5万部突破とは、まさに、番組効果ですよね。
そもそも俳句の本なんて有名俳人の本ですら、1万部も売れれば、もうもう、上出来なんですからね。
本来なら俳句なんてマイナーな趣味?の本は
売れないんですよ、売れるはずないんですよ。
さて前置きはこのくらいにして以下、項目別に列挙します。ちなみに、、、項目の解説は致しません。
私の言うことを
信じるか?信じないか?
それはあなた次第です。
俳句入門、要諦集 30か条
㊟以下の文章は、定型俳句、伝統俳句についての論述です。
自由律俳句や無季俳句についてではありません。念のため。
1、ことさらに、障害や、病苦や、貧乏を俳句で詠んではいけません。
2、学を、ひけらかすことなかれ。
3、汚いことや、汚いものを俳句で詠んではいけません。
4、意表をついたり、はじけすぎたりしないこと、
5、気取りはやめよう。
6、凡俗をただ凡俗に詠んでも、意味はない。日常をただそのまま詠んでも価値はない。
7、ぐたぐたと説明するな。
8、変な思わせぶりはやめよう。
9、嫌味や露悪趣味はやめよう。
10、俳句はあくまでも清澄さが基本です。
11、奇を衒うなかれ。
12、「舌頭に千転せよ」芭蕉の言葉
13、二重言い回しはやめよう、例「新しく新発売」?
14、一物一章もよし、二物衝突もよし。
15、安易に比喩を多用するなかれ。
16、て、に、を、は、は重要。
17、「も」「は」「が「の」の使い分けも重要。
18、固有名詞を読み込むのは難しい。
19、句またがり、は、さいしょに五七五があってこその裏ワザと心得よ、
20、定型俳句にあっては字余りは、許されるが、6、8、6 が限界と心得よ、
21、反対に、字足らずは、未熟さ以外の何物でもない。
「字足らずに名句なし」
22、切字は一句に一つ。
23、ビールがそうであるように?キレのある俳句が最高です、
24、「新しい俳句」と、「新しいぶった俳句」は別物です。
上っ面の目新しさを追うなかれ。
25、一人よがりの、「どうだ、すごいだろ的」な難解俳句は最低です。
26、季語はスパイスと、心得よ。
27、フィクションも、コメディも結構だが、すぎないようにね。
28、ニュース俳句、時事ネタ俳句というものがある。これはやめたほうが良い。
29、俳句は写生(客観写生)が主流ですが、それが過ぎて、瑣末俳句に成り下がらないようにね。
30、旧かな、文語体でないとダメという宗匠もいるが、まあこれからは新仮名口語体が基本でしょう。
おまけ
31、 自分で作った新語(珍語?)や造語を得意げに?詠みこむ愚かしさよ。
以上、いらぬ、おせっかい?な俳句要諦集でしたが
まあ
ぶっちゃけてまとめれば、
類句。類想俳句を恐れずに
自分なりに
思い付きで?
自分の俳句を
どんどん
詠んじゃえば
それでいいんですよ。
でも?
それっぱなしにしないで
芭蕉さんも言ってるように
できたあなたの俳句たちを、
「舌頭に千転せよ」を、忘れないでね。
つまり、推敲しなさいよ、ってことですよ。俳句は作品です。
つまり創作です。
作りっぱなしはダメです。
仕上げるのです。
つまり、
「舌頭に千転せよ」
です。