表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
秒速200m  作者: 楼榮 槐
4/18

朝×眠る猫

プルルルル……携帯の着信音。朝っぱらから何の用?こっちはまだ寝てるっていうのに。人の気持ち考えて電話してよ。まぁ、出るしかないか……そう思いながらディスプレイの名前を確認する。思った通り、柘榴の二文字が青色に点滅している。常識はずれな友達に携帯番号なんて教えちゃいけない。

「もしもし?」

「もしもし……じゃねーよ!今何時だと思ってんだ!」

「9時。常識的に考えて、冬休みなんて11時くらいまで寝てないと健康に悪いよ?朝っぱらから怒鳴るのもね」

「常識はずれはお前だよ!今日何日か分かってんのか!?」

「時間とかに左右される筋合いなんてな……」

「こら寝んな!時間に筋合いがあるってお前寝ぼけてるだろ」

「昨日クリスマスソングがずっと流れてて眠れなかったんだから勘弁して……」

「だから!!今日26日だろ!?合宿のこと、お前忘れてんだろ!!!!」

「……あ」やっと目が覚めた。

「何時から?」

「もう集合してんだ!!早く学校来やがれ」

「……休んじゃだめ?」電話越しであっても美声ってよく言われる。って言っても電話なんて全く出ないけど。でもこう言ったら流石の柘榴も駄目だと言いづらくならないかな。

「おい、宮城ー。もう遅刻なんだから早く来い。」顧問?いきなり話し手変えないでほしいんだけど。

「他の奴ら先行かせたから、ギリギリまで待つけど、俺も遅刻すんのは不味いから、あと二十分で来なかったら交通費お前が持てよー。じゃーな」は?二十分?交通費?っていうか一方的に電話切るなよ。

「ちょ……俺の家、結構遠いんだけど」休むとか休まないの問題じゃなくて、もとから行くのは強制? これ行かないと、絶対あと面倒だよね?でも行くのも面倒。どうやって二十分で行かせる気だよ。


 こうして陸上部の慌ただしい合宿は幕を開けた。



ついに中間テストが終わりました!

お待たせしてスミマセン;;

これからの陸上部の合宿も頑張って書いていこうと思います(^O^)ゝ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ