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秒速200m  作者: 楼榮 槐
18/18

勝負×歓喜


松浦とは柘榴ざくろと会ってから後で落ち合う約束をした。

柘榴との久しぶりの真剣勝負、腕がなる。自分が燃えない性格なのは誰よりも分かってるつもりだけど、この気持ちを引き起こす松浦はやはり面白い奴なのかもね。



昼食の時間になった。先に口を開いたのは我心がしんより柘榴だった。

「我心、これが終わったら俺と勝負しようぜ」

柘榴は、以前より明らかに速くなったことを我心に打ち勝つことで証明したい一心だった。

「別に終わってからじゃなくてもいいんじゃない?」

我心はさっき松浦と話したことを伝える。

「じゃあ昼休み松浦のところに行こう」

柘榴と我心はお互いこれから起こることを考えると、喜びで身震いした。柘榴は越さねばならぬ壁であった我心に勝つという未来を想像して。我心は自分より速くなったかもしれない"友達"との真剣勝負に期待して。



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