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言葉
言葉。それは人間から発せられるものである。言葉は慰めとなることもあるが時には傷つけることもある。また、相手に言われたことによって左右に激しく振られることだってある。
例えば、親に「あんたの頭では無理」と言われる。それも強く、はっきりと何度も。自分は「私なら大丈夫。できる」と思っていても、人からそう言われると「自分はこれが限界なんだ」と思ってしまい、落ち込んだり自分を責めたりして悪い結果が自分に降ってくる。その人の言った通りになってしまう。(これはあくまで自分の経験なので、努力家や、根性の強い人間ならば人から何を言われようが気にせず、予想外のことが起こるのかもしれない。)まるで洗脳されているようだ。占いや予言だってその例だ。そう考えると人間と関わることが怖くなってきたり、喋ることが嫌になってきたりするものだ。(現に私はそうだ。)
人間は言葉に弱い。ましてや、先程のようなことを自分が尊敬している人や信頼している人などに言われたら信じてしまう。言葉を発する時もそうだが、言葉を受け取る側も判断して話を聞くべきだ。