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自殺志願者
「死にたい」
そう思ったことはないだろうか。理由は何でもいい。差別されたとか失敗したとか憂鬱だとかつまらないとか。「死にたい」だなんて人に簡単に言えることじゃない。それでもそういう“考え“は人間には絶えない。実際に耐えきれなくなってしまって命を絶ってしまう人がここには多い。人は耐えられないことがあると死ぬか『壊れる』かのどちらからしい。
『死ぬ』といういことは残酷なことだろうか。私はそうは思わない。生きることが辛い人は死ぬことを望む。『死』。なんて素敵なのだろうか。何もしなくていい。辛いこともない。いじめを受けることもない。無の空間。説によっては天国だの地獄だのあるらしいが、そんなものはないがなかろうがどうでもいい。今の状況から…ここから解放されるのだ。こんなに嬉しいことはない。しかし、周りから見ればただの迷惑。自分の人生なのだから生きようが死のうが自身の勝手……身内は?友人は?会社は?学校は?色々考えるとキリがない。人間はこんなに社会と、人と繋がっている。そう簡単に消えることはできないらしい。本当に生きづらい。死ににもいけない。『幸せ』など夢のまた夢である。




