人間
全てがどうでもよくなった。学校も人も友人も全て。将来も何もかも。人間付き合いも疲れた。いっそのこと人との関係を断ち切って独りが良かった。別に『友達』がいなくたって自分がいいのだからいいじゃない。しかし、世の中では一人で勝手に行動したりするのは“自己中”と呼ぶらしい。だから、表では『友人』という名の糸を紡ぐ人間、裏では暗い人間。…私みたいにこんな人がいれば、人生を楽しんでいる人だっているし、人を虐めている人もいる。怖いくらい面白い。
私だって何もかもどうでもいいと言っては、関わっている人も割と多い方。将来の事を考えている親はテストの点数や立場を求めてきた。二番は私の興味本位だ。私以外の人間はどんな性格なのか。考え方はどうなのか。関わっている人が多い方と言っても、相手からではなく、私から人に話しかけ、そこから知り合いになることが多い。何もかもどうでもよくなった私にとって興味というのは人間の性質の一部だと思った。
人間について私なりに述べたつもりだ。ここで少し思ったことがある。人間は特殊な生き物。例えば【感情】、【思考】など。他にも特殊なことはあるが…。人間にしかない【感情】。もし、人間に感情がなかったらどうなっていただろうか。悲しみ、驚き、喜び、怒り。感情は沢山ある。しかしこれがなくなったとしたら?本を読んだ時の感動、驚き、サプライズされた時の喜び、人が死んだときの悲しみ、何か気に障った時の怒り。否、感情がないとしたら、サプライズもされないし、本もない、アニメやドラマもなかったのかもしれない。感情がなかったらそんなつまらない世界になっていたのかもしれない。そこの世界の人間はまるでロボット。お互いがお互いを利用し、使い回され、生きていたのかもしれない。そう考えると感情がある世界の方が楽しいことに満ち溢れている。




