裏切り
人間界では必ずある。自分の都合が悪くなったりなど理由は様々。学校でも身近な人でも職場でもどこにでも「裏切り」は存在する。人に「人生で人を裏切ったことはありますか?」と聞けば、大抵の人は“YES”と答えるだろう。勿論、根拠があるわけじゃない。だが、些細な事でも裏切られたらショックを受ける。
例えば、学校だったら友人による裏切り。遊びの約束をドタキャンされたり、待って。と言ったのに先に行ったり。社会でもそうだ。組織の裏切り。期待外れなど。裏切りは絶えず、いつも人間の近くにあるものだ。
私も「表上」では人を裏切ることはせず、“いい人”を演じているつもりだ。だが「裏」では人間を弄び、期待を裏切り、面白がっているのだ。
そういえば、人からこんな話をされたことがあった。
ある人間は性格がキツく、言いたいことはお構いなしに言うタイプ。クラスメートは男女関係なくその人に苦手意識があったそうだ。そんな中、その人と仲が良い人がいた。いつも笑っていつも楽しそうなのだ。しかし、そのキツい性格の人がいなくなった途端、「俺、あいつ苦手なんだよな…」と私の知り合いに言ったそうだ。
やはり、人は恐ろしい。心の中で何を思っているか分からない。さっきの話で出てきた性格のキツい人は仲が良い人に「苦手」と言われていることにすら気づかず、毎日を過ごしているのだ。ましてや、クラスメートも無視などを一切せず、話しかけられたらそれなりの対応をしてなんとかその場をやり過ごしているそうだ。「苦手」とは思っても、そんな本音を本人の前で言えるわけもなく、あとから愚痴などを吐く。そのキツい性格の人間はそんな周りの優しい人間に世話をされて仕合せ者だ。
やはり人間は「臆病」だ。いいことは一つもない。お互いがお互いを騙し合って生きている。そう考えればほんの少しは気が楽になるかもしれない。




