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心中  作者: 堕天使
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逃げる

 あの場所は私にとって地獄…否、終身刑になって牢屋にでも入れられているよう。苦手な人と…ましてや、性格や価値観が合わない人などといるということは想像以上にきついものである。その場から逃げ出したい感情と逃げ出してはダメという2つの感情が混ざり合う。しかし、最終的には逃げ出し、ここでこんなことを綴っている訳だが…。

 人は嫌なことや苦手なことがあると逃げる習性にある。「逃げる」という行為は自分を「守る」ということに繋がっていると思う。人間である以上、「逃げる」という経験は誰もがしたことはあるだろう。だが、私にとって「逃げる」ということは「人間的に弱い」「醜い人間」「ダメな人間」と決めつけている。毎日のように人間から逃げている私はなんとも「惨め」な気持ちになる。でもこれでいい。一生「弱い」人間でいい。何も出来ずにいる無気力でダメな弱い人間(、、)なのだから。

 自分は何でも出来る才能のある人間などと偽らず、クズな奴だと認める。それで息を吐いていると幾分か楽だ。一々、感情に振り回されることもない。


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