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旅団長「私は宇宙科第5674地域配備警邏旅団大将「旅団長」。此度の国際行動にて総指揮を賜る事になりました。若輩の身ではありますがよろしくお願い致します。今回の作戦には一つの世界に存在する全生命体の命が掛かっています。目的は本能に従い悪で世界を侵食する者達、世界悪の殲滅です。可能性は取るに足りませんが、放置しておけば我らが王国への侵入を許してしまう脅威に成りかねない危険因子です。貴方達の失敗一つで友人、家族、罪なき者が死ぬと思いなさい!王国軍は誰よりも速く気付き助けを派遣する義務があります!義務でなくともそれがロードワイト王国民として生きる道、仁義です。道から外れたいなら今すぐ斬首し身を炎で灼け。灰となり海へ散れ!王国軍兵士でありその道を進むならこの作戦に全力を捧げよ!」
「「イエッサー!」」
旅団長「まずは助けよ。その後を背負う為に王国が在る。知らない者はいないでしょう。我らが王のお言葉です。担うのは他ならぬ我ら王国軍です。この言葉に相応しい働きを示せ!偉大なる極光の原点に忠誠を捧げよ!」
「「イエッサー!」」
旅団長「さて、此度の作戦にて私の指揮監督をお引き受け下さった方がいます。ご紹介します。王国七剣が一振り『ツキナ・ヴァルトシュタイン』様です」
「ツキナ様が・・・?」
「どういう事だ?」
「この作戦に何かあるのか?」
ツキナ「どうも、ツキナっす!えー兵士諸君は私の登場で作戦の裏や見落としへ思考を巡らせてると思うっすけど、そんなのはないっす。暇潰しに来ただけっすよ。よろしくっす!」
「またいつもの暇潰しか」
「でもツキナ様がいるなら心強いな!」
「だな」
旅団長「次に最終防壁及び戦術指南役をお引き受け下さった方がいます。ご紹介します。『蓋世の魔王』様です」
「魔王様が・・・!?」
「直接ご指導頂けるのか!?」
「直にお目にかかれる日が来るとは・・・」
魔王「私だ。ま、名乗らなくても知ってるだろ。私も暇潰しに来たのだが、ついでに鈍ってる奴がいるなら私が直接稽古を付けてやる。遠慮なく声を掛けてくれ。旅団長はああ言ったが、私が最終防壁を務める。己の全力で失敗をし、経験として我が身に活かせ。心に刻め、お前ら程度の失敗など取るに足らん。その責任を補う為に私が在る。私がいるチャンスをしっかり掴め!一歩でも私に迫って見せろ!」
「「イエッサー!!!」」
旅団長「魔王様、ツキナ様、ありがとうございました。それでは王室からの出撃許可が下りるまで各自待機して下さい。解散!」
「まさか魔王様と作戦をご一緒出来るなんて!」
「なんか一生分の運を使い果たした気がするよな」
「後でお声がけさせて頂こう!絶対に成長してやる!」




