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国王「まぁ私の国は少し特殊だからな。それより君の話だ。パラレルワールドの無限増殖が世界の許容限界地を超えて、その制御が不可能になった。合ってるか?」
カミ「・・・!?ワカるの!?」
国王「原因はタイムパラドックスによる時間軸の消失だな?」
カミ「キミはホントウに何者?ボクのチカラで現象の認知は外部から不可視にされてるのに・・・」
国王「これくらい一目で分からんと国王は務まらんよ。さて、ここからは外交の時間だ」
カミ「ガイコウ?」
国王「取引だよ。まず認識して欲しいのは、我々は貴方を助けに来た。これは本当だ。けど、タダとはいかない。」
カミ「クニだから、タミにシメシがつかない?」
国王「ほう?梵創者にしては生命の社会行動に詳しいな。それもある。ただ一番の問題はそこじゃない」
カミ「ジャあ・・・?」
国王「貴方の不安を消す事だ。我が国の国際行動は完全な善意で動く。だから善意の使い方には慣れていてな。ある程度の思考を持つ知的生命体に近いなら形ならタダで助けられて安心するわけはない。寧ろ不安になるだろう」
カミ「・・・」
国王「だから貴方に何かを差し出させる事で己が助けられるに値する理由を作り不安を消そうって事だ。貴方は我が国へ何を差し出せる?」
カミ「・・・ボクは」
公開可能資料③




