方言の弊害。しっくり来ない標準語。
試される大地から飛び出した物体げんらです。こんにちは。
その地域にある独特の方言って、テレビやインターネットを介して存在を耳にしたり、テロップなどで目にした事もありましょう。
げんらも方言のある地域で育ちましたので、方言を時折使います。(無意識)
「『そだねー』」
そうだね、を表す。メディアが取り上げたせいで、有名になったことがあり、ちょっと使いにくい。でも気づいたら使ってる。方言ってそんなモノ。
「あれ、片付けてくれたのか。ありがとなー」
「『なんもだよ』ー」
大丈夫だよ。いえいえ。どういたしまして。それらの言葉が丸っと入った言葉。
地域によっては『なんも、なんも』『なんも』とも言う。人によって語尾が違う場合もある。
「あれ、どうするよ」
「『したっけさ』ー、これはどう?」
そうしたら、の意味を持つ言葉。
「んじゃ帰るわ」
「『したっけね』ー」
またね、の意味を持つ言葉。
「皿洗うから、『うるかしといて』ー」
お皿を水に浸しておいて、の意味を持つ。
乾かす⇔うるかす
「雪、『ほろって』から入りな」
標準語だと、"はらって"らしい。
払うのはお金、祓うのは悪霊。なので、ぽんぽんはたき落とすのは『ほろう』。そんな感じ。
「ゴミ『投げて』くる」
割と有名? なもの。捨てるの代わりに使われている。
標準語での「ゴミ投げて」として使われる言葉は「ポイ捨て」
標準語もわかってはいるけど、何となく方言の方がしっくりくる言葉たち。
そんな中、ずっと困ってるのが、"手袋をはめる"と言う標準語。
あれ、何ひとつしっくり来ないんですよ。
方言では『手袋を履く』なんです。
はめるって、自分の中では"カチッと当てはまるもの(物理)"なんですよね。
パズルのピースや、差し込みバックルみたいな、入れる側と入る側が、ピッタリ当てはまってないと、はめるじゃないんですよ。
なので、"手袋をはめる"が小さい頃からピンと来ない。
小さい頃から、はめるが標準語だと知ってはいるんです。が、使いません。
小説を書いていて、無意識に『手袋を履く』と打ち込んでしまった後、「え? えと、標準語だと"はめる"だけど、(私の中で)違うんだよな……とりあえず、装着にしておこう……」ってなりました。
感覚の違いなので、その使い方でいい(もしくは違う)ってのが、標準の反応だろうけど、その使い方だとしっくりこないんよ……いまだに拭えない感覚なんです。
時折出る方言で、通じなくて聞き返されるけれど、標準語だと、自分の中で当てはまらないから、使っているんですよ……
まぁ、バカにされて笑われますけどね。
しっくり来ない言葉なんだから、しゃーねーべさ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ピンと来ない言葉を使われてる、こっちの身にもなれや、と言う気分にもなります。言わないけどね!
そうやって、方言側は譲歩してるのに、標準語圏の人はどうして、受け入れないで笑うんだろう?
多分、私の周りの人運がないだけなんだけどね?
ちなみに、方言が移ると、ちょっとニヤッとしてしまいます。
上の方に書いた『うるかす』は、移りました。ニヤニヤ
使ってる言葉の9割以上は標準語なのですが、しっくりこない言葉がいくつかあり、もしかしたら小説の中でも知らず知らずのうちに、方言をぶちこんでるかもしれません。
方言だと知っていて使っている言葉と、知らずに使っている言葉もあるので、笑う前に一歩立ち止まって欲しいな、と思ってしまいます。
まぁ、そこまで考えが至る人は、笑わないで質問してくれますが。
笑う人相手には、心のシャッターが瞬時に降りるので、ある種判定材料になっているんですよね。方言便利。
ちなみに、関西圏の知人は笑うことなく、こういう言葉は使うん? と、県民バラエティ番組を見たら(私は見ていない)聞いてくるので、ちょっと面白い。
いま、方言をググったら、代表的なのが出ていたので読んでみました。
標準語訳が載っているのですが、その訳文がしっくりきていないwwwwww
方言って素敵だな。うん。
きっと、方言使いの人には、標準語だとしっくりこない言葉があると思っている。
※上記方言は、地域によって、言葉・意味が異なる可能性があります。
げんらは北海道のすべての方言を、知っているわけではありません。地域ごとに異なるモノはしりません。