私は私
同じ中学校に通っていた知人が、
今は建築士や、評論家、幼稚園の先生として活躍している。
そして彼らの活躍がネットで見れる時代になった。
「昔からの夢でした。」
「昔から考えていた職業でした。」
立派なコメントが書いてあった。
学生の時は一緒にバカみたいに、
ふざけ合っていたのにいつから将来を考えていたのだろう、
彼らが急に遠くに感じて寂しくなった。
そして、今の私の状況を話すことは出来ないと思いました。
私の小さなプライド。
家族と幸せに暮らしていると思われたい、
外出も出来なくて、
引きこもっているなんて知られたくない。
見栄っ張り?
人間って複雑な生き物です。
しかし、
成功したように見えて、彼らも大きな悩みを抱えているのかもしれなくて、
私の話しを誰かから聞いても、
「それは大変だね」と深くは捉えない、なぜなら自分の人生で忙しいから。
今でも他者と比べて落ち込むことは多々ありますが、
心のどこかで理解はしています。
私は北川景子にはなれないけど、
北川景子も私にはなれない。
私には私の家族がいて、
私には私の人生があって、
私には私が超えないといけない壁がある。
私の変わりはいない、
私は私で生きて行く。
私の道は私しか歩くことが出来ない、
人と比べるしまう時は自分の人生が上手く進んでいない時。
幼い頃から人と比べられて来たので、
今でもその癖が抜けない。
人と比べて落ち込むこともありますが、
人と比べて安心することもある。
冷静に考えるとそれって重要なことなのかな?
自分は自分でいい。
私以外私じゃないということを学びました。
つづく