人は一人では生きていけない。
昔の私は一人でなんでもできるぜ!と天狗のようになっていました。
一本歯下駄を履いて、ヤツデの葉を持って山を走っていた訳ではなく、
うぬぼれていたんです。
しかし、体調を崩してからは、
母親、妹、旦那におんぶに抱っこ状態になってしまい、
自分はとても弱い人間だと思い知らされました。
そこで強がっても迷惑をかけるだけなので、
私は「人を頼る」という今までに経験の無いことを学びました。
私は人に頼ることが苦手でした。
敏感な私は人に頼むと、
「面倒だな」「大変だな」という相手の重たい感情を、
感じてしまうことが多々あるので、
頼むのは苦手でいつも一人でなんでもこなしていました。
しかし人に頼らないといけない状況になり、
始めは心が辛かったですが、
そのうちみんなの優しさに感謝するようになりました。
人は一人では生きて行けないの意味が始めてわかったのです。
人は孤独になると、
心が冷えて自分にも他者にも冷たくなってしまう。
人と一緒にいることでたくさんのことを学び成長する。
人と一緒にいることで、
疲れること、ストレスに感じることもたくさんある、
でも、そんな煩わしさから逃げて一人になっても、
虚しいだけ。
私は一つ成長して人間らしくなることができました。
今は人との関わりが希薄な時代ですが、
人に心を開くことが出来たら、
とても心が温かくなる。
強がっていないで素直になることも大切だということを学びました。
つづく