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第1話『目が覚めたら、さぁ出かけよう』

 ――沈んでいく、夢を見た。


 ――深く、深く。どこまでも、どこまでも、沈んでいく。


 ――でも、一体、何に私は沈んでいるのだろう。



 どさ、と鈍い音が響いた。多分、屋根に積もりに積もった雪が落ちた音だろう。こまめに雪かきをしているつもりでも、一晩で屋根が軋むほど積雪するのだから、北国の、それも山奥でなんて暮らすものじゃないと思う。


 まだベッドの中で微睡んでいたいのをぐっと我慢して、寝ぼけ眼のままとにかく半身を起こす。からり、ぱさりと今度は軽い音がした。何か身体に乗っていたようだった。本でも読みながら寝てしまっていたのだったか。……そういえば、昨晩は何をしていたっけ。


 ――ようやく目を開けた私に飛び込んできたのは、まごうことなき白骨であった。人骨である。私が半身を起こしたことで落ちた骨は、どうやら左腕の骨だったらしい。


「……何で、私は骸骨に抱かれて寝ていたんだ?」


 ――思わぬことに、悲鳴をあげるより先に妙な『スイッチ』が私の中でオンになってしまったらしい。奇妙な冷静さでもって、思わず分析してしまったが、この骸骨さんの姿勢を見るに、私はこの骸骨さんに抱かれて寝ていたことになる。……何か上手く思い出せないのだが、この骸骨さんはまさか私の知らない人物というわけでもないだろう。それに、何となくだが、どうにもこの骸骨さんからは温もりと親しみというものを感じる。もしかしたら同居人だったのかもしれない。何だかそういう気もしてきた。


「もしもし。まだ寝ていたら悪いんだがね、左腕を落としてしまったのだよ。私じゃあくっつけ方がわからないから、起きて自分でくっつけてもらえまいか」


 ――返事はない。どうやら骸骨さんは骸骨さんという同居人ではなく、単純にヒトの骨であるらしかった。となるとこれはヒトの白骨化した死体ということになる。……謎は深まるばかりだ。何で私は死体に抱かれて眠っていたのだろうか?


 そして、何で微塵も嫌悪感のようなものがなく、親しみと温もりを覚えるのだろう?


 昨晩に自分が何をしていたのか、うんうんと唸ってよく思い出そうとしたのだが、昨晩どころか、思い出そうとして思い返せる記憶というものがない。ついでに言えば、『私』のこともよく思い出せない。僅かな記憶の限りでは、私はまずヒトではなくて人形。そして魔女……のはずだ。そう、うん。魔女。魔女且つ人形だ。魂を込められ、自我が芽生えた人形なのだ。しかし、自分の種族すら思い返すのに苦労するほどの記憶障害なんて、これは異常だ。


 めでたく自己の認識ができたところでとにかくベッドから出て、(骸骨さんの骨はとりあえずもとに戻しておいた)クロゼットから着替えを取り出す。見事に黒一色で、わかりやすいとんがり帽子もあった。朧げな記憶ながら、とりあえず私は、とてもわかりやすい魔女のようだ。


 ついでに姿見で私自身をよく見てみる。どうやら私は女であり、小柄で、銀色の髪をして、薄氷色(アイスブルー)の瞳をしている。そして着替えは黒いチュニック。同色の長めのスカート。同色のケープを羽織り、同色の帽子を……。


……何というか、すごく、悪者という感じだ。自分が何者だったのか、上手く思い出せないが、とっても悪い魔女という感じがする。多分私は悪い魔女だったに違いない。ついでに骨でできた首飾りがないものかと探してみたが、そんなものまではなかった。その代わりにサファイアと思わしき、大ぶりの青い石が使われたネックレスがあった。チェーンはプラチナのようだ。どうやら私は悪いことをして蓄財をしていたのだと推察できる。


「あらあら、記憶もないのに、ずいぶんとずいぶんと落ち着いているのね」


 不意に、声が響いた。幼い女の子の声だ。声の主を探してきょろきょろと見まわしてみたが、誰もいない。これは幻聴でも聞いたかなと思ったところで、また声が響いた。


「記憶がないからこそ落ち着いていられるのかしら。きっとそうね、大事な記憶が抜け落ちたこと、それすらも認識できていないのだから。それを不幸と思うか幸福と思うかは難しいところだと思うけれど、私はきっと重大な損失だと思うわ」


 ――声の主は、虚空から染み出るようにして現れた。視界の端で滲むインクの染みが、瞬く間に広がるような感覚。僅かに冷気を漂わせ、身体を半分透けさせて出現した童女は、どこかの舞踏会から抜け出したかと思うような豪奢な恰好をしていた。――幽霊(ゴースト)だ。


「あら、あら。驚かないのね。それとも、理解を越えてしまっているかしら」

「おしゃべり好きな幽霊(ゴースト)だ。でも、ほら。確かに私には記憶がないのだが、多分私は悪い魔女だったのだろうから。多分君みたいな存在な類とはお友達だったんじゃないかと思うんだよ。それに、悪い魔女というのは黒猫とか蝙蝠とか、蛇とか山羊とか狼とかを眷属にしてだな、いけにえを捧げたりしてよくわからないキノコと薬草を鍋にぶち込んで無暗にかき混ぜたりして、何だか曖昧で回りくどい呪いをかけたりするんだろ。で、君みたいな存在を呼び寄せてごちゃごちゃと何かさせたりする。そういう繋がりが君とあったんじゃあないかと思ってね。生憎と記憶がないから、君のことは思い出せないのだけれど」

「記憶がごっそり抜け落ちている割に、妙な偏見だけは根付いているのねぇ。興味深いわ」


 目の前の幽霊さんは、呆れたような目で私を見る。そんなに私の魔女観というものは偏見に満ちていただろうか。私の僅かな記憶がそうだと主張している以上、それを信じてやりたかったのだが、私の記憶する真実だとかなんだとか、そういうもどかしいものは全部忘却の彼方へすっ飛んでいってしまったらしい。残りの記憶はトン・チン・カンのロクデナシ共というわけだ。うーん。それでは困る。


「うーん。私に何か用があったのなら申し訳ないのだが、今のやりとりで分かった通り、私は記憶がごっそりないからね。誰かを呪い殺してしまったり、媚薬を作ったりということはできそうもないし、君の身体を再生してあげるということもできなさそうだ。あるいは、君が私の悪事の犠牲者で、復讐しにきたというのであれば、これは仕方ないのでどうかひと思いにやってほしい。悪事の記憶があればどんなに苦しい死に方をしても自業自得と割り切れるものなのかもしれないが、そんな記憶もないのにひどいことをされてしまったら声を上げて泣いてしまうだろう。あんまりひどいことはせずにどうか楽にしてほしい」

「あなたの方がよっぽどおしゃべりね。私が喋るから、少し大人しく聞いてくれるかしら」


 ますます呆れられてしまった。私より幼いように見える幽霊さんだというのに、その態度は姉のようだ。あるいはこれが教育の差なのだろうか。彼女がどうしてこんな幼い姿で死んでしまったのかわからないが(彼女の態度から、私が何かしてしまった結果という線は捨てることにする)彼女は多分高度な教育を受けられるようなお家に産まれたのだと思う。


「まず、私の名前はリータ。『幽霊のリータ』よ。『ほら吹きリータ』とも言うわね」

「ほら吹きさんなのか」

「口さがない人はそう呼ぶわ。幽霊って無責任だから、そう詰られてもしかたないわね」

「ほら吹きな上に無責任なのか。ちょっとどうかと思うぞ」

「真剣に心配しないでもらえるかしら」


 幽霊ジョークは難しい。ペースを乱されることを嫌ったのか、リータはちょっとむっとした顔になっていた。ああ、そうか。何だか姉のような態度で騙されていたが、目の前の幽霊さんは、見た目通りなら子供のままに死んでしまった気の毒な人間なのだ。魔女且つ人形の私の方が、まず間違いなくお姉さんなのだから、大人にならなければ。


「いいかしら。まず、あなたは外に出るべきなのよ」

「お出かけか。どこでどうするべきなんだい」

「素直ね。まず、あなたのような魔女がもう何人かいて、その人達があなたの記憶を奪っていってしまったのよ。交渉して、取り返さなければならないの」

「魔女の記憶を奪う魔女か。なるほど、私はきっと嫉妬されるような魔法的成果を出してしまったに違いない。それを手に入れようとしたご同輩に奪われたのか。それなら納得がいく」

「……その通りかどうかはわからないけれどね」


 まぁ、確かに別な理由かもしれないが。ご同輩の動機はこの際、少し置いておくことにしよう。大事なのは、私の記憶は他のひとがもっているという事実のみだ。返してもらう必要がどれだけあるのかちょっとわからないが、返してもらわなければ私がこれからどうすればいいのかもわからないのだから、動機がどんなものであっても返してもらわなければ。


「そうだ。その記憶には、あの骸骨さんの事も含まれているのか?」


 私は、ベッドの上の骸骨さんを指さした。リータは、曖昧な微笑を浮かべて肩を竦めた。しゃべる気はない、ということらしい。どうやら、リータは記憶をなくす前の私や、なくすことになった原因なんかを、少しは知っているが、秘密にしているようだ。女の子は秘密が大好きな性質らしいから、そのあたりで納得することにした。


「……まぁいい。私はあの骸骨さんからは、とても優し気なものを感じる。恐らく他人じゃあるまい。となれば、あの骸骨さんのことは思い出してやらねば、彼か彼女に悪いというものだ。出かけよう。記憶を返してもらわないとな」


 そういうと、リータは花が咲いたように笑った。私が記憶を取り戻すことは、彼女にとっても喜ばしいことであるらしい。どうやら、彼女も全くの他人というわけではないのかもしれない。……多分、ではあるが。


「街まで行きましょう? きっとそこにヒントがあるわ」

「街にねぇ。ここからどれだけかかるんだろう。朧げな記憶が、ここが山中だと言っている」


 となると、結構歩くことになりそうだ。寒いのに面倒な話だなぁ、と外に出ようとしたら、がたん、がたんと大きな音を立てて、棚から何かが落ちた。……鉄砲だ。


「あら、その子も、連れて行ってほしいみたいね」

「鉄砲がか? 私の持ち物なのか、これ。骸骨さんのものじゃないのか?」


 落ちた鉄砲を、両手で抱えて持ち上げる。見た目よりは軽いのだけれど、この鉄砲は随分と剣呑な見た目をしている。猟師さんがクマを狩るとか、そういう次元の話ではどうやらなさそうだ。これはどう考えても人を撃つための鉄砲だ。弾倉を外し、コッキングレバーを引いて中に弾が残ってないか念のため確認し、弾倉内にも弾がないことを確認する。どうやら、この鉄砲を棚に置いたときには、うっかり落としても暴発しないようにしていたらしい。

セフティもしっかりかかっていたし、前の私かもしくは誰かは偉いぞ。


「……手慣れているのね?」


 リータは、驚き半分、呆れ半分という様子だった。そりゃあ、確かに、いきなり鉄砲を手慣れた手つきで弄りだしたらびっくりするだろう。それも、私のようなわかりやすい魔女が。


「身体に染みついているってことなのかもなぁ。私のものなのかもしれない」


 私のものということであれば、一緒に行きたがったのも頷ける。記憶をなくしても取り扱えるぐらいには付き合いが長かったのだろう。となれば、邪険に扱うのは何だか可哀想でもある。連れて行ってやるとしよう。長い付き合いなら、魔女の箒の代わりにこいつで空を飛び、こいつで魔法を使っていたのかもしれない。となれば、まさに私の半身なわけだ。


「ともあれ、じゃあその子もつれて外に出ましょうか」

「そうしてみよう。でも、雪があんまり積もっているなら、どうしようかな」


 雪中行軍なんてことはしたくない。寒くて寒くてどうにかなってしまうに決まっている。


 どうかひどいことになっていませんように、と祈りながら玄関をあけると、一面の雪景色が広がっていた。山中に建っているこの家……というより小屋は、森に抱かれるようにして建っていたのだ。背の高い木々が、枝に雪をのせて、何かの拍子に小屋の屋根に落としていく。うーん、微睡みの中で雪の心配をしていたのもうなずける。枝を払えばよかったのに。


 それと、屋根や庭への積雪を鑑みるに、私はどうやら、朝突然に記憶を失ったとか、そういうことではなさそうだ。記憶を奪われた上に、何日か眠らされていたと考えるのがよさそうだ。普通に生活していればまず行う雪かきをやった形跡というのがない。おかげで小屋は雪に埋没する寸前の様相を呈している。

 そのぐらい雪が、見たくもないぐらい積もっているのに、まだちらちらと舞っているし。体感気温は氷点下だし。……記憶のことはさておいて、晴れるまで暖炉に火をともしてホットワインでも飲んでいたほうがいいんじゃないかなあと思う。思うが、我慢我慢……。

 ただ、それでも。ため息までは我慢できなかった。思わずぼやく。


「この雪の中を徒歩はちょっとなぁ」

「なら、あそこに何か乗り物がないかしら。ソリとか」


 リータは、小屋の脇の納屋を指さした。小屋の半分ほどの大きさもあり、こんな狭い小屋で暮らしておいて何をそんなに蓄えるためのスペースが必要なのかと疑問だが、それはつまり何か大きな必需品があるのだろう。観音開きになっている納屋の戸を、えいえいと開けてみる。ソリじゃ結局誰が曳くんだということで喧嘩になりそうなので、あんまり期待はしていなかったのだが……。


「徒歩じゃなくてもすみそうだけれど」


 納屋に納まっていたのは、赤いピックアップトラックだった。塗装がところどころ剥げているし、錆も浮いているが、とにかく車があることは喜ばしい。

 不用心なことにキーもさしっぱなしであったので、エンジンをかけてみる。少しばかりグズったものの、最終的にはけたたましく唸りだした。おや、私は車も操作できるらしい。鉄砲は扱うわ、車は乗りこなすわ、私はおおよそ、見た目以外は魔女らしくないらしい。


 後ろから計器を覗き込んだリータが、『片道なら、十分そうね』と言うので、言外に、街についたら整備してもらえと言っているようだった。確かに、燃料は十分ではないようだ。


「とはいっても、道だって当然忘れているんだけれど」

「あら、それなら、轍を頼りにすればいいじゃない」

「そんなもの雪に隠れて……ああ、いや。そうか」


 かつて散々使ったであろう道だけヘコんでいるので、その上に雪が積もっても回りからは浮いて見える。尤も、今より降雪がひどければ消えてしまうんだろうけれど。この山中で生活に必要な物資がそろうわけはないので、たまには街に買い物にいっていたはずだ。なら、そこまできっと轍が続いているだろう。私はおっかなびっくり、アクセルを踏みだした。


 雪をかき分けかき分け、どうにか道に出る。雪のせいで獣道との区別がつかないような有様ではあったが、とりあえずは普段使われているような道に出れたと思う。思うというのは、やはりそもそもこの山の中は道路が整備されていないようなので、比較的大きくて道らしい空間を道だと判断しただけであるからだ。


「うーん。ライセンス……まではないのか。もってないのかもてないのか……」

「あら。無免許運転ね」

「悪い魔女であるという材料をまたひとつ見つけてしまった」


 車内は埃っぽく、ゴミだらけであった。お菓子の空袋が散らかっていたりもした。あの骸骨さんの車なのだと仮定してみれば、多分この空袋の犯人は私なのかもなぁと思う。ついでにライセンスの発見を期待して多少かき回してみたが、残念ながら見つけられず。普段運転していたのは私と骸骨さんのどちらなのだろうか。


 雪で視界が悪くなっているうえに道の様子もわからないのにわき見運転などと、してはいけないことをフルコースでしているような気分になるが、何しろ私は悪い魔女であるので、そんな眠たい常識だとか道徳だとかは気にしない方向でいくことにする。そんなことよりも大事なことは、どうにか車は下山に成功し、ちゃんと舗装された道に出たということだ。


 ちゃんと雪をどかしてある、舗装された道路に出られた喜びは大きい。思わず幽霊さんと二人ではしゃいでしまった。遠くに街が見える。多分、あそこが行きたい街だ。


「楽しくなってきたわね。あの街よ、あの街にあなたの記憶を奪った魔女がいるわ」

「都会派の魔女か。仲良くできるといいんだけど、どうだろう。人間関係に疲れて不良になってはいないだろうか。ご飯はちゃんと食べているんだろうか。悪い男に騙されたり、変な詐欺に引っかかってお金を取られてはいないだろうか。ううん、同じ魔女の誼で、困っているなら手を貸してやらないと。そうすれば、多分見返りに記憶を返してくれると思う」

「運転に集中したほうがいいと思うのだけれど」


 また呆れられてしまった。少しばかり都合が良すぎる予想だっただろうか。運転に集中といっても、折角まともに整備されている道路なのに、他の車が見当たらない。対向車とも一切すれ違わない。何か嫌なものを感じつつも、気にしないようにしながら走る。


 立派な市壁が見えてきたところで、エンジンがぷすんと急に不機嫌になりだした。計器を見てみれば、どうも燃料が残ってないらしい。うーん。まともな道路に出るまでに雪をかきわけてきたわけだから、少しばかり無理をさせてしまったかもしれない。仕方なく、脇に寄せて止める。……こういう時どうすればいいんだろう?


「あらあら。仕方ないわね、少し悪いけれど、ちょっと置いていきましょう」

「まぁ、取られて困るようなものは置いてないし、そうさせてもらおう。問題はどう帰るかだけど、魔女に会ってから考えようか」


 どんどんと自分が悪い魔女であるということに確信がもててくる。これはやはり決まりだろう。何しろ、これから街に入るというのに鉄砲を担いでいるし、これはもう極悪な魔女だ。私の記憶を奪ったという魔女がどんなひとなのかはわからないが、多分私よりは大人しい魔女であるだろうから、きっと何とかなる。


「行きましょう。あなたの素敵な思い出を取り戻しに。あなた自身を取り戻しに」

「そうしよう。あの骸骨さんにもこのままでは悪いからね」


 リータがわくわくとした様子で、滑るように先に進む。薄暗い雪雲が空を覆う中で、彼女だけが輝いているように見えた。

――そんな彼女が、私の記憶は素敵だというのだから、きっと価値ある思い出が私にはあるのだと思う。

 なので、それを信じて、この町の魔女に会いに行くとしよう――。


これがハイファンタジーなのかロ―ファンタジーなのか、正直なところ区別がつかない。

車も鉄砲も出てくるけど舞台が地球のドコソコの地域とは書いていない。

……そして、そうではないとも書いていない。

あえて言うならばミドルファンタジーというのはどうでしょう。

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