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初めての客1

昨日は説明だけで一日を終えてしまい

日が明けて一日目の開店である

開店前に2人きりとはいえ

従業員だけで朝食を取る

親父が続けてた習慣なのだそうだ

定食屋にあるまじきかもだけど

俺は朝日はパン食なのである

タマコさんは御要望により

猫飯(ねこまんま)

そしてー開店したはいいのだが…

タマコさんはネコミミのままなのである

その姿は色々問題があるのでは?

問いかけてみると

俺には本当の姿が見えるけど

他の客には現実世界の姿が見えるらしい

これは現実世界の神とファンタジー世界の神の取り決めでこうなってるから

気にしなくてよいとの事だ


…深く考えない事にしよう

開店時間の10時になっても

約1時間は暇である

食堂に来るには早すぎなのだ

だから気を抜いていたんだが

壁側(ファンタジー)の扉が客を招き入れた

「いらっ…」

その姿を見て言葉が止まってしまった

プルンって擬音が入る動き

何処に目玉があって

何処に口があるのか

判別つかない

俺も昔ゲームでは良く倒してた種族

そう初めての客はスライムなのであった

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