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新しい従業員

「いらっしゃいませー」

タマコさんが朝一番の御客様の来店を告げる

「六甲のおいしい◯とトマトジュース一人前です」

常連のスライム様と誰だろう

食堂に視線を送りお連れの客を確認する

スライムではあるけど その体は真っ赤である

あれがスライムベスと呼ばれる種族なのだろうか

第二(ファンタジー)扉の住民はよくわからない

スライムの注文と同じように

ボールにトマトジュースを注ぎ込みカウンターに置く



食堂が何やら騒がしい

厨房から視線を送ろうとしたら

タマコさんが空になった容器(ボール)を投げつけてくる

「こっち視んな」


…痛いですタマコさん…

御愛想をスライム氏が済ませた後に

タマコさんが連れてきた女性を見てみると

減り張りの効いた妖艶ただよう姿である

どうやら先程のスライムベスだ

深い理由はともかく

無一文の上服さえ無いらしい

働き手が欲しいから雇わない?

もう雇用してるわよと視線を送りながら

提案(おど)される


…反論致(ふさいよう)しません…

こうしてカミラが仲間(じゅうぎょういん)になった

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