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呪印の女剣士【書籍化&コミカライズ】  作者: はーみっと
第一章~平穏が終わる時~
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登場人物紹介その4~テトラスティン、リシー~

名前:テトラスティン

年齢:不明、見た目上12~13歳

外見:150cm/42kg/黒髪・黒眼(他系統魔術者のため、髪は染め、瞳の色も隠している)

職種:魔術教会長、大魔導師マジックマスター

好き・得意なモノ:休憩のお茶、遠乗り、魔術研究、リシーの着せ替え

嫌い・苦手なモノ:リシーの小言、堅苦しい人間、子ども

一人称:友人と話す時は「僕」、仕事時は「私」

〈プロフィール〉

 年齢、出自の一切が不明。魔術教会に現れてから60年、会長に就任してから既に40年以上が経過しているが、その姿形は一切変わっていない。一説には100歳を超えているのではないかといわれるが、突き合いの長いミリアザールですら真実は知らない。

 傍にはリシーと呼ばれる女性が常に付き添っており、彼女もまた60年以上の間姿が変わらない。彼女はテトラスティンの使い魔とも、疑似生命体ホムンクルスとも、自動傀儡ゴーレムとも言われているが、もちろん彼女の真実についても誰も知らない。


 魔術教会は多数の派閥から形成される集団であり、常に勢力争いで内部抗争を起こしている状態である。むろん、暗殺も横行している。また自分の研究を秘匿するために、魔術教会を後にするものも多い。そのため魔術教会に関して、人の出入りを完全に把握することは不可能であり、テトラスティンの出自が問われないのもそういった特殊性があってのことである。

 多数の派閥が争う魔術教会において誰が教会長を務めるのかということは常に争点となっていたのだが、背後関係の無いテトラスティンの出現は彼らにとっても好都合であった。そのためテトラスティンは祭り上げられる恰好で教会長に就任したのだが、彼が教会長になってからは恐怖政治とも言える体制を敷いており、逆らう者には容赦の無い制裁が加えられる。

 

 テトラスティンは会長に就任するまでは自身の戦闘力を隠しており、ひたすら派閥の戦力把握や弱みを見つけることに心血を注いでいた。そのことを利用して教会長就任の時に自身に反抗した者を直接的、あるいは間接的に処分しており、現在の地位を確保したのである。

 もっとも各派閥としてもただで従っているわけではなく、テトラスティンには様々な制約・拘束がついている。そのためミリアザールの敷くアルネリアの体制が非常に羨ましく、最初は将来を見据えてミリアザールに色々な話を聞く、あるいは弱みを握るため近づいたのだが、現在では本当に彼女に惚れてしまったようだ。すくなくともテトラスティンはそう語る。


 テトラスティンが魔術教会の長として何がやりたいのかは不明である。


名前:リシー

年齢:不明、見た目上は17、18歳

外見:160cm/52kg/83・58・84/赤髪で背中にかかる程のロング、茶色の瞳

職種:秘書、剣士

好き・得意なモノ:植木の世話、着せ替え、お菓子のつまみ食い

嫌い・苦手なモノ:テトラスティンの世話、地味な格好

一人称:私

〈プロフィール〉

 テトラスティンに影のように付き添う女性。その正体は謎であり、人間ではないとさえ言われる。テトラスティンの身の回りの世話を甲斐甲斐しくしているようだが、別に好きでやっているわけではない。単にテトラスティンの命令には絶対服従であるから従っているだけである。ちなみに仕事が終わると2人の仲は非常に悪いが、一緒に暮らしている。

 ほとんどを魔術教会内の執務室で生活する彼らだが、一応魔術研究室付きの私宅も持っており、帰った時にはテトラスティンが家事全般を1人で行うこととなり、リシーは逆にのほほんとしている。


 無駄口をきかない性格であるが、秘書としては非常に有能であり、殺人的に忙しいテトラスティンの仕事を1人で補佐している。

 また剣士としても一級であり、全力の彼女の戦闘力は教会の征伐部隊100人分とも言われる。彼女が剣を抜くときは確実に相手を殺す時だけであるため、その戦闘場面を見たことがあるものはほとんどいない。



続く


これだけでは面白くないと思うので、本編を本日19:00に行います。

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