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呪印の女剣士【書籍化&コミカライズ】  作者: はーみっと
第一章~平穏が終わる時~
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登場人物紹介~ブラックホーク編~

今回はブラックホークの紹介です。皆さん忘れている人も多いかもしれませんが、これからは出番が増えると思います。

名前:ヴァルサス(名字は存在しない)、

年齢:35歳、人間の男性

外見:178cm、74kg、標準的な栗色・茶色の瞳、ブラックホーク団長

職種:剣士(通常の剣より少し長い程度の剣を使う)

好き・得意なモノ:読書、仲間

嫌い・苦手なモノ:野菜

一人称:俺

〈プロフィール〉

 出自・両親は不明。戦場で生まれ、物心ついたときにはすでに戦場にいた。彼が育った傭兵団は戦場で生まれた子どもは縁起がいいとされ、全員に大切にされ育てられた。彼にとっては戦場こそが故郷であり、傭兵団のメンバーこそが家族である。そのため常に戦場にいるこそが本望であり、仲間を殺されること、裏切りは許せない。

 彼が12歳の時に仲間内で裏切りが発生し、団がほぼ全滅する出来事があった。ヴァルサスはその時裏切った団員を不眠不休に近い状態で実に14日間に渡り一人で追い続け、立ち塞がった200人以上の兵士を斬り殺した。皮肉にもこれが彼の名を一躍有名にすることになる。

 その後様々な傭兵団を渡り歩くが、最も彼の名前を有名にしたのが15歳の時の対グルーザルド戦である。グルーザルドを前に絶体絶命の状況で殿を任されたヴァルサスの部隊は、500人で5万を超えるグルーザルドの本陣に突っ込み、実に1000を超える獣人を真っ向勝負で討ちとった。この時ヴァルサスはグルーザルドの将軍6人を同時に相手にし、ついには国王ドライアンに一太刀くらわせることに成功する。その圧倒的破壊力を持って無事彼は脱出した。その時、同じ殿を務めていたメンバーが初代のブラックホークの団員となった。ゼルドス、ラッシャはこの時同じ傭兵団に所属していたメンバーである。

 その後あまりの強さゆえに様々な恨みを買い、また様々な功名心や賞金につられた連中に狙われるヴァルサスだが、逆に返り討ちにすることに成功。ただあまりに激しい戦いであったため団のメンバーは半数以上が死亡し、地下に潜伏する意味でも一度団を解散している。

 だがその後ヴァルサスの元には新たな英傑達が集い団を再編成することになった。



名前:ベッツ=ブレイブ=レイドリンド

年齢:58歳、人間の男性

外見:175cm、68kg、白髪(元は茶色)、茶色の瞳、ブラックホーク副団長

職種:剣士(通常サイズの剣)

好き・得意なモノ:ワイン、詩を作ること、盆栽

嫌い・苦手なモノ:ゼルドス

一人称:私

〈プロフィール〉

 元々はとある名門の武家の4男。だがかなり自由奔放な性格だったため、家を勘当に近い状態で放り出された。そんな彼が最も兄弟の中で有名になったのはなんとも皮肉な話である。

 18で家を追い出された彼は、傭兵として各地を転々とする。他国の名家の出自のせいでうかつに士官をするわけにもいかず、また傭兵暮らしが彼の性には合っていた。ゼルドスとは傭兵を始めたころからの腐れ縁である。

 ヴァルサスが比較的子どもの頃から知っており、周りが全て死んだ今は彼の父親代わりといってもよい。昔は軽い性格だったが、歳を経た今は何かと暴走しがちな団員のストッパーとなっている。本人いわくそのせいで白髪らしいが、ゼルドスに言わせれば「ハゲてないだけましだ」そうだ。

 ちなみに剣の腕前は超が付くほどの一級品。ルイやレクサスですら一騎打ちではほとんど一本が取れない。何かと口うるさいベッツに皆が渋々従うのも、彼の人柄と実力を認めていればこそ。そんな彼に今日も団員は愛をこめてこう言う。「おい、ジジィ」と・・・



■0番隊メンバー


名前:グロースフェルド(通称セクハラ神父)

年齢:32歳、人間の男性

外見:188cm、80kg、金髪、グレーの瞳

職種:神官戦士(武器は十字架をかたどった双剣)

好き・得意なモノ:愛の言葉(決して神の言葉ではない)、女性

嫌い・苦手なモノ:美しくないモノ、汗臭い男

一人称:私

〈プロフィール〉

 団員いわく「女の敵」。本人は愛の伝道師のつもりだが、成功したことはない。だまっていれば長身の美形だが・・・。

 ちなみに彼は西方オリュンパス教会の出自である。なぜ彼がセクハラ発言を連呼するようになったかは定かではないが、その実力は確か。回復魔術と前線を張れる戦闘能力。また後衛からの魔術援護などオールマイティに活躍できる。



名前:ミレイユ

年齢:35歳(人間ではおよそ18歳相当)、獣人の女性

外見:172cm(耳は除く)、58kg、82/58/85

職種:ウサギ族の格闘家

好き・得意なモノ:肉、お昼寝、単独行動、おしゃべり

嫌い・苦手なモノ:野菜、口うるさい人

一人称:ワタシ

〈プロフィール〉

 グルーザルド出身の獣人の戦士。彼女は将来の獣将として期待されたが、軍属で縛りの多い生活に嫌気がさして脱走。ニアがまだ軍に入る前の話である。

 戦い方はスピードで翻弄する、生粋の前衛型のタイプ。スピードだけなら瞬間的に『神速』のロッハを上回ることもあり、実際に彼から一本取ったこともあるのだが、なぜかヴァルサスからは一本も取れない。彼から一本とれるまで彼の言うことを聞く約束で、ブラックホークに籍を置いている。

 ちなみに相当おしゃべりであり、0番隊は無口な面々が多いのでよく退屈している。そのせいでよく悪戯をするが、被害を受けるのは大抵ベッツである。



名前:アマリナ

年齢:25歳、人間の女性

外見:165cm、55kg、83/58/86、茶色のツインテール、茶色の瞳

職種:竜騎士(相棒の名前はクラウン)

好き・得意なモノ:空、遠乗り

嫌い・苦手なモノ:人込み・雑踏、お酒

一人称:私

〈プロフィール〉

 元は軍属。軍で正当な評価を下してもらえず、不満を感じた軍を辞めて傭兵をしている。ブラックホークに入ったのは、ヴァルサスが正当な評価をきちんと下してくれるから。彼の事を尊敬できる人間だと考えている。

 ブラックホークには竜騎士は彼女一人しかいないため、斥候などは彼女がいつも務める。普通は危険極まりない任務だが、いまだ一度も不覚を取ったことはない。

 性格は気真面目で常識人。面倒見もいいことから、よくミレイユの相手をしている。



名前:グレイス

年齢:70歳(人間では25歳相当)、巨人族の女性

外見:237cm、86kg、スリーサイズ非公表、グレーの髪、緑の瞳

職種:剣士(大剣使い)

好き・得意なモノ:傭兵業、旅、酒

嫌い・苦手なモノ:めんどくさいこと、口うるさい人

一人称:アタイ

〈プロフィール〉

 巨人族の女性剣士。並の人間の男性の剣士よりはるかに大きく、大陸北西部の傭兵の世界ではちょっとは知られた剣士。閉鎖的な巨人の世界にあって、自分達の勢力圏から出て活動する人物は珍しい。だが彼女は色々な所を巡るのが非常に好きなので、傭兵という業務が非常に気に入っている。

 やはりヴァルサスに一騎打ちでいとも簡単に倒されたことから、彼に従うようになった。ただ風来坊な気質は治らないので、いつも彼と行動を共にすることはない。普段は一人で傭兵稼業をしている。アマリナとは気が合うのか、よく一緒にいるようだ。

 なお地元には夫がいる。



名前:カナート

年齢:42(人間では20台後半相当)、魔物と人間のハーフの男性

外見:183cm、75kg、青い肌、右目だけ赤いオッドアイ、黒の髪

職種:探知者センサー&槍使い

好き・得意なモノ:人気のない所

嫌い・苦手なモノ:都会

一人称:俺

〈プロフィール〉

 彼は母親が魔物に襲われてできた子である。つまり魔物との合いの子である。だが彼女の母親は村人に軽蔑されながらも彼を正しく育て上げたため、彼は自身はいたってまともな人格。ただその容姿から中々他人には受け入れられ難く、仕事を見つけられなかった所をヴァルサスに拾われる。

 魔物の血を引くためか、身体能力は並の人間よりはかなり上。またセンサーでもあり、特に毒物の探知に優れる。そのため、未開の土地に分け入る時には彼の案内が必須。もちろん槍使いとしても一級の使い手。

 やはり差別の経験から彼は都会が苦手だが、面倒見は良く優しい性格。そのためミレイユは彼に非常に懐いている。また彼も嫌な顔一つせず、ミレイユの相手をしている。


※その他の0番隊は本編未登場。


■1番隊

名前:マックス=オブライエン

年齢:34、人間の男性

外見:193cm、89kg、茶色の髪、右目に眼帯、茶色の瞳

職種:鎖鎌使い

好き・得意なモノ:ラバーズ達、勉強、甘い物、賭けごと

嫌い・苦手なモノ:ベッツ、辛い物

一人称:俺

部下:恋人達ラバーズが4人

〈プロフィール〉

 彼はとある豪商の跡取り息子であった。子どもの頃から体が大きく、腕っ節も強い事を彼は自慢にしていた。彼が12歳のある日、彼の親はある傭兵団を雇い入れる。その中に自分とさほど歳の変わらない男の子がいたことが、マックスには印象的だった。彼はそれほど体も大きくなく、また大人しい少年だったのでマックスはしょっちゅう馬鹿にしていた。

 そして彼の隊商は魔物に襲われる。これはマックスにしてみれば初めての経験であり、マックスは恐ろしさの余り腰を抜かしてしまった。そして彼に魔物が襲いかかろうかという時、いつも彼が馬鹿にしていた少年がその魔物を一刀両断したのだった。その少年は怯えるマックスに一瞥をくれることすらせず、魔物の群れに突っ込んで、当たるを幸いとばかりに魔物を切り裂いていった。その時、彼は本当に強い者がどういう時に力を振るうかということを知った。少年の名前はヴァルサス。彼が倒した魔物はその時30を超えていた。

 以後彼は商人であることを止め、傭兵としてヴァルサスと共に歩むことを決意する。ヴァルサスは戦いは天性の物を持っていたが、金策だとか交渉事とかは苦手としていたため、その辺の面倒はマックスが見ていることが多かった。特にブラックホークを設立してからは、彼が傭兵団全体の金策を主にやっている。大きな口の仕事を持ってくるのも大抵彼であり、情報に関して彼は並々ならぬ才能を見せる。

 その中核となるのがラバーズである。実際に彼女達はマックスの愛人でもあるわけだが、全員が諜報や暗殺の仕事も負うくの一と同義である。出自は様々。元奴隷、永久専属契約のくの一、罪人、娼婦である。ちなみに全員が戦闘のプロ。

 なお見た目と態度に反し、極度の甘党で勉強好き。暇さえあれば学問所に出入りする、あるいは本を読んで暮らしている。そのおかげでブラックホークは非常に助かっており、軍師のような役割も務める。



■二番隊はルイ・レクサスなので、そちらを参照


■三番隊

名前:ゼルヴァー

年齢:32、人間の男性

外見:185cm、84kg、茶色の髪、茶色の瞳

職種:元騎士、大剣使い

好き・得意なモノ:鍛錬

嫌い・苦手なモノ:甘い物、賭けごと

一人称:俺

〈プロフィール〉

 元は騎士であり、若くして大隊長にまで出世した男。だが、とある戦場で自分以外の部下がほとんど死ぬという惨状に見舞われる。

 彼は自分の能力に疑問を感じ、祖国を捨てて一人剣の修行の旅に出た。そして彼はヴァルサスという存在に出会い、己の力量不足を悟り、彼らと共に行動しながら剣の腕を磨こうと決心する。

 性格は多少気の強すぎる所があるものの、基本的には真面目。いつもマックスにからかわれて無理矢理賭けごとをさせられ、負けては罰ゲームで甘い物を食べさせられるという羽目に陥っている。ちなみに賭け事をしたくはないのだが、3番隊は彼以外全員賭け事好きなためいつも巻き込まれている。



名前:ベルノー

年齢:53、人間の男性

外見:170cm、57kg、黒の髪、茶色の瞳

職種:魔術師

好き・得意なモノ:絵を描くこと、賭け事

嫌い・苦手なモノ:酒

一人称:ワシ

〈プロフィール〉

 元魔術教会出身の魔術師。彼は繰り返される派閥争いに嫌気がさし、フリーの魔術士をして傭兵をしていた。かなり優秀ではあったものの、派閥を形成するほどでもなく、魔術士としての限界を彼は優秀がゆえに感じたのだろう。もっとも現在のブラックホークを相当に気に入ってはいる。



名前:ドロシー

年齢:24、人間の女性

外見:163cm、53kg、80/55/84、茶色の髪、茶色の瞳

職種:剣士(曲刀使い)

好き・得意なモノ:酒、賭け事、男

嫌い・苦手なモノ:弱い男、軽薄な男

一人称:私

〈プロフィール〉

 生粋の傭兵出身の女。戦争孤児であり、生きるためには何でもやって生き延びてきたタイプの女性である。噂のブラックホークがどの程度のものか確かめようとしたところ、彼らの強さが非常に気に入り、そのまま付いてきた。現在では団の雰囲気も非常に気に入っている。

 なお恰好は派手であり、細かい事にはこだわらないタイプ。寄った町では適当な男としけこんだりもするのだが、団の仲間とは決してそういう関係にならないように彼女なりに気を使っている、それだけ彼女はブラックホークの仲間を大切に思っているのだろう。



名前:ダンダ

年齢:50(人間では30程度)、オークの男性

外見:210cm、102kg、髪は無し、赤い瞳

職種:戦士(斧使い)

好き・得意なモノ:女、鍛錬、賭け事、酒

嫌い・苦手なモノ:弱い奴

一人称:オデ

〈プロフィール〉

 元はブラックホークが討伐対象としたオーク。オークの中でも大柄であり、知能も高い方である。既に下級の魔物を従える立場に当時あり、そのまま放置されていれば魔王となったであろう逸材。だが部下はヴァルサス一人によって蹴散らされ、ダンダは彼に敗北する。

 だが正々堂々と一騎打ちを望んだダンダをヴァルサスは気に入り、彼を自分の手元に置いて、人語や傭兵としてのいろはを徹底的に叩きこんだ。結果として彼は人語を解すオークとなり、ブラックホークとの面々とも普通に会話ができる。

 ちなみにオークと言えば精力絶倫の代表格だが、彼はその性欲を鍛錬に打ち込むことにより抑え込んでいる。そのため、並のオークと違い体もほっそりしており、非常に引き締まった体をしている。

 3番隊にいるのは賭け事が好きで、話の合う連中が多いから。自分をオークとわかっていても変わらず接してくれるドロシーのことを気に入っているが、それを意識させることはない。



※副隊長以下半分が未登場


■4番隊(一度全滅したので、新しく構成)

名前:ゼルドス

年齢:87(人間だと42くらい)、狼の獣人

外見:198cm、89kg、毛並みはこげ茶色

職種:元グルーザルド軍事顧問

好き・得意なモノ:酒、飯、睡眠

嫌い・苦手なモノ:難しい事(特に計算)、退屈

一人称:俺

〈プロフィール〉

 彼が世に名を知られたのは、盗賊としてのことだった。当時12獣将を従え、飛ぶ鳥を落とす勢いだったグルーザルドがどうしても討伐できない盗賊を率いていたのが、このゼルドスである。ついには国王ドライアンが出てきてついに彼は捕えられることとなった。

 だがその戦いぶりを気に入られたゼルドスは、軍事顧問としてグルーザルドに仕えることとなる。ドライアンと対等に意見を交わしあえる彼を得てグルーザルドはさらに領土を拡大したが、やがて彼は仕事に飽きて出奔。ドライアンは容認したが、12獣将には非常に恨まれている。

 その後彼は傭兵をしながら各地を転々とするが、若かりし頃のベッツと一騎打ちをして、自分と互角に渡り合う彼に興味を示し、そのまま彼の属する傭兵団に居ついた。そこにヴァルサスもいたのである。その後その傭兵団が壊滅するにつけ、ベッツと共にヴァルサスを団長としたブラックホークの創立に協力。だがそれも軌道に乗り、ヴァルサスが戦士として自分の力量を超えたと判断するや、ゼルドスは引退と称してブラックホークを去っていった。

 さらに各地を放浪するゼルドスだったが、どうにも自活能力に欠ける彼はミーシアで空腹のあまり行き倒れる。そこを食堂を構える獣人に助けられ、ご飯と宿を条件に彼がやっていた小さな露店の用心棒をすることになったのだが、彼が病死するにつけ、ゼルドスが店を継ぐことになる。料理店は殺人的な忙しさであり、「これも一種の戦場か」とゼルドスは気に入っていた。また客として色々な人間の人生を見るのも彼は嫌いではなかった。

 だが彼一人では中々店が立ちゆかず、そこにウルドがたまたまやってきて雇うこととなった。店長こそゼルドスだが、彼よりもウルドの方が店の仕入れや金銭についてよく理解しており、実際には店長はウルドの様なものである。

 今回はヴァルサスたっての願いなのでブラックホークに戻ったが、今は昔ほど戦いに興味を持てないでいる。



名前:ラッシャ

年齢:78(人間だと38くらい)、リスの獣人

外見:164cm、60kg、毛並みは茶色、左目に刀傷(目も見えない)

職種:ゼルドスの副官

好き・得意なモノ:新人教育、宴会、計算

嫌い・苦手なモノ:ゼルドスの無茶

一人称:俺

〈プロフィール〉

 ゼルドスが盗賊をしている頃から彼と行動を共にする獣人。リス族は非常に大人しい一族だが、彼だけは昔から非常に気性が荒かった。自分の一族が合わないと判断した彼は傭兵をしようとしたが、気性の荒い彼は依頼主と揉めることも多く、やがて野党となる。

 小柄な体格に反し相当に腕の立った彼は一つの夜盗を率いていたが、ゼルドスと縄張り争いで揉めて彼に負け、彼に従うようになる。

 以来彼はゼルドスの無茶を止める役割であり、また面倒見が非常によいため、彼は非常に部下に人気がある。また金の計算が得意なので、自然ベッツのように気苦労が絶えない。よくベッツとは2人で愚痴をこぼしながら飲んでいる。


※他に、ミーニャ、オールーなど約20名



■5番隊

名前:ゲルゲダ

年齢:37、人間の男性

外見:173cm、65kg、ちりちりの赤髪、茶色の目

職種:暗殺者

好き・得意なモノ:美人、金、殺し

嫌い・苦手なモノ:道徳家、善人

一人称:俺

〈プロフィール〉

 ゲルゲダは幼いころより残虐な性格だった。幼い頃から恐喝、盗み、暴行を働き、12の時には隣に住んでいた一家が自分の悪口を言ったという理由だけで、仲間と共に押し入り、惨殺するという凶行をしている。その家の娘は彼より1つ年上だったが、仲間全員で強姦した上に、拷問しながら殺すという行為を行っている。

 その後ゲルゲダは生まれ故郷を追われ、彼は傭兵や盗賊の真似事をしながら糊口をしのいでいた。だが余りに犯罪行為が過ぎたため、ゲルゲダは国を越えて手配され、「汚れ仕事を全て引き受ける」という条件で彼はブラックホークに転がりこんできた。最初はヴァルサスを上手く操るつもりだったが、ゲルゲダがブラックホークに転がり込んだ時に、ヴァルサスは無言で彼以外の仲間の全員をその場で切り殺し、その首を国に突き出した。その時のヴァルサスのあまりの無慈悲さと強さにゲルゲダは震えあがり、以後彼にだけは従順である。またヴァルサスが必ずしも道徳家でないことも気に入っている。


※部下は30名ほど



名前:ファンデーヌ

年齢:24、人間の女性

外見:166cm、54kg、86/58/87、金髪のみつあみを腰の辺までたらしている、金の瞳

職種:魔物使い(ビーストマスター)

好き・得意なモノ:着飾ること、自分の獣の世話をすること

嫌い・苦手なモノ:臭い物(獣が嫌がるから)、下品な男

一人称:私

〈プロフィール〉

 粗野、あるいは野性味溢れる女性が多いブラックホークにおいて、紅一点とも言うべき可憐で上品な女性。見た目もおっとりして見える。だが隊長をブラックホークで務めるだけあって相当な腕前であり、特に鞭の扱いは超一級。彼女の鞭を掻い潜りながら懐に入るのは至難の業である。

 また部下として扱う獣達もその数が不明である。いつも違う獣を従えているため、ヴァルサスですら把握していない。

 出自その他が不明な女性だが、とある任務をブラックホークと一緒にこなしてから、その汎用性の高さを団員達が気に入り、団員達の推挙でブラックホークに入団した。


これだけでは面白くないので、本日14:00にもうひとつ更新します。次回から第二幕です。

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