呪印の女剣士人物紹介~黒の魔術士編~
今まで謎だった敵の情報を少し公開。読み返すとほとんど既出だとは思いますが、整頓の意味も兼ねて。
名前:オーランゼブル
年齢:少なくとも2500歳以上
外見:176cm、60kg、肩にかからない程度の白髪、グレーの目、口ひげ
職種:魔法使い(占星術師)
好き・得意なモノ:瞑想、占星術
嫌い・苦手なモノ:愚か者
一人称:私
プロフィール:
かつて、原初の知恵ある竜ダレンロキアの弟子であり、大陸に魔術や知識を広めた5賢者の一人。彼自身はハイエルフという、エルフよりもさらに寿命が長い種族である。
彼についてはまだ多くが語られていない。グウェンドルフは彼の親友であったと語り、彼については沢山の事を知っているようだが、その彼をもってしても、オーランゼブルがここ2000年で何をしていたのかは不明である。そして再び現世に姿を現した彼は、黒のローブの魔術士達を率い、魔王という名の合成獣の量産を始めた。だれよりも温厚で、5賢者の中でも最も優秀で情熱に溢れていたはずの彼に、一体何があったのかは誰も知らない。
一体彼が何を考え、何を目的とするのかは、アルフィリースにも無関係ではないだろう。
名前:ヒドゥン
年齢:??
外見:170cm、55kg、茶色の髪、茶色の目
職種:??
好き・得意なモノ:人間
嫌い・苦手なモノ:話ができないもの
一人称:私
部下:マスカレイド
プロフィール:
オーランゼブルの補佐の様な役割をする、神経質そうな青年。彼の正体も不明であり、アノーマリーなどには「兄弟子様」と言われている所から、彼らよりも早くからオーランゼブルに仕えていると推測される。
彼が何をしているかはまだあまり書かれていないが、戦闘力はそうでもなさそうなものの、かなりの策略家の模様。それは皆が認める所である。クルムスがザムウェドと戦争をするきっかけを作ったのも彼である。現在は違う国で工作をしているようだが……?
名前:ライフレス(英雄王グラハム)
年齢:およそ800歳
外見:145cm、42kg(成人変身時は178cm、68kg)、黒い髪(長さは通常)、茶色の目
職種:??
好き・得意なモノ:戦い、魔術研究
嫌い・苦手なモノ:軟弱者
一人称:俺(本性を隠している時は僕)
部下:エルリッチ、ドルトムント、小さな魔獣?
プロフィール:
一件大人しそうな少年だが、その正体はかつて1000の戦全てに勝利を収めたと言われる英雄王グラハムその人。グラハムの方が偽名な様で、元々はライフレスという名前である。大人しそうな少年の恰好をしてるのは自分の本性を抑えるためであり、そうしてないとすぐに戦いに我を忘れそうになるのだとか。生まれつきの戦闘狂である。
彼の伝説は10歳の時から記録されている。彼は戦災孤児であり、村が襲われた拍子に力目覚め、その時には並はずれた魔力で魔物の群れを追い払ったとある。その時から彼は魔物討伐を始め、15歳の時には何人かの仲間と魔王討伐に成功している。そして魔王を倒した土地を中心に彼は王国を建設。以後、英雄譚に謳われるほどの人材が彼の元に集まることとなる。
吟遊詩人が謳う彼の英雄譚はそれはきらびやかなものだが、実際にはそうでもなかった。ライフレス自身は国王であることに興味などなく、ただ戦場を求めていただけ。王国の建設も部下が言う通りにやっただけである。魔物の方が強く、数も多かったから彼らと戦っただけで、別に相手は誰でもよかった。実はミリアザールとも一度面識があるのだが、その時の彼は既に晩期であり、また今ほどの力もなかったため、ミリアザールが強いことは理解しつつも、魔物とは見抜けなかったため戦うには至らなかった。
彼の死後(死んだと思われた)、彼の後継者を持たない王国は、度重なる内紛により滅亡し、小国に分かれていくこととなる。その間にライフレスは魔術を研究し、やがて不老不死に近い肉体を得たが、その代償として彼が得たのは虚無感だけだった。そして大魔王を倒した時に、異空間に閉じ込められたのをよいことに、彼は歴史の表舞台から完全に姿を消した。その後オーランゼブルにより、発見されたのがおよそ数年前である。
彼は決して残忍な性格ではないが、必要とあれば残酷な事を厭わない。どちらかといえば、感情に乏しいタイプなのかもしれない。だが拾った魔獣を育てるなど、意外な一面も見せる。今はアルフィリースに目をつけているが、ブラディマリアなどとも何かしら因縁がある様で、まだまだ謎多き人物である。
名前:ドゥーム
年齢:??
外見:143cm、45kg、黒い短めの髪、茶色の目
職種:悪霊使い(レイスマスター)
好き・得意なモノ:惨殺、虐殺、リサ、女性
嫌い・苦手なモノ:真面目な奴、正義感あふれる奴、ジェイク
一人称:僕
部下:オシリア、マンイーター、インソムニア、リビードゥ
プロフィール:
一見明るくひょうきんに見えるが、その性は冷徹にして残虐。大量虐殺も、自身の興味のために平然と行える人物である。彼もまた少年の様な恰好をしてるが、真の年齢、出自共に不明。その正体は悪霊と人間のクオーターであり、人間が1/4程混ざっている。そのため、聖属性の対悪霊の術がいまいち効きにくい。
実力もアルネリア教に単独で殴りこめるぐらいの実力者だが、他の黒の魔術士に比べればまだまだと評される。ただその能力は発展途上のようで、彼自身がまだ自分の全能力を把握しているわけではない。
アルネリア教会との戦闘で自身の実力をもっと上げた方がいいと悟ったのか、最近は熱心に鍛錬をしている模様。だが、彼の本心は仲間ですら覗い知れる所ではない。
名前:アノーマリー
年齢:??
外見:140cm、44kg、髪は既に一部を残して抜けている、茶色の瞳
職種:魔王制作者
好き・得意なモノ:研究、美しい女に責められること
嫌い・苦手なモノ:醜い者、男にぶたれること、馬鹿な者
一人称:ボク
部下:ドグラ+ダグラ+ポチ=ケルベロス、複製した自分、なりそこない、ヘカトンケイル、各種魔王
プロフィール:
魔王を制作する中心人物にして、工房の管理を一手に引き受ける、自称天才の醜い老人のような少年。実際に天才的な頭脳をしているのだが、その出力が思わぬ方向に向くため、あまり人には理解されない。なお極度のマゾヒストだが、やられた分はやりかえさないと気が済まない性分。ただ、相手が美しい女性の場合は一方的にやられても大丈夫、むしろやられたいと公言するような人物である。仲間いわく、ただの変態。
彼も残酷な事は好まない、というより、研究が全てに優先するだけであり、必要があればどれほど残酷なことでも平気で行える。無邪気ゆえの残虐性なら、ドゥームをも上回る。
今まではオークなどを改造して助手にしていたのだが、自分を複製すればいい事に気が付き、自身の劣化品を大量に生産して研究を続けている。中原の戦火を現在裏で管理しているのは彼である。
名前:ドラグレオ
年齢:??
外見:214cm、128kg、黒の短髪、緑の目
職種:百獣王
好き・得意なモノ:強い奴
嫌い・苦手なモノ:弱い奴、難しい言葉
一人称:俺
プロフィール:
通称馬鹿。見上げるような人間の大男であり、暑苦しく、馬鹿みたいに頑丈なのもあって誰も相手にしたがらないが、その実力はたいしたものである。実際にファランクスを一騎打ちで仕留めてしまった。彼も魔術士のようだが、現在では拳しか使っていない。魔術もどのようなものを使うのかは、オーランゼブル以外誰も知らない。
部下などはいないようだが、どうせ指示などできないし、戦闘が始まれば彼は動くもの全てを破壊するまで止まらない。だが完全な馬鹿と言うわけでもなく、時折鋭い発言もするようだが・・・?
名前:サイレンス
年齢:??
外見:178cm、62kg、腰までの金髪、青の瞳
職種:操演師
好き・得意なモノ:美しい物
嫌い・苦手なモノ:醜い物
一人称:私
プロフィール:
とても美しい青年だが、彼もまた残酷な人間のようである。性格、能力共に詳しくはわかっていないが、多数の部下がいる模様。
名前:ブラディマリア(お嬢)
年齢:??
外見:135cm、38kg、スリーサイズは非公表、金髪縦ロール、金の瞳
職種:??
好き・得意なモノ:快楽
嫌い・苦手なモノ:退屈
一人称:アタシ(元の口調は『妾』)
部下:ユーウェイン、他多数。通称は『執事達』
プロフィール:
一見幼い少女だが、ドゥームと同じくらい残酷な性格でもある。だが彼女は目的を優先するだけの知性も持ち合わせており、さらに見た目や口調に反してかなり頭が回る性格のため、ドゥームよりもさらに油断がない。
また戦闘能力も相当高い様で、おそらく彼らの中では一番強いのではないかとさえ言われている。さらに部下も多く抱えており、指揮官としても優秀。ミリアザールとも何かしらの因縁を持つようである。グウェンドルフは何か気づいたようだが、まだ彼女について語るには至らないようだ。
彼女は主に工房の確保や制作を行っている。現在は東の大陸に飛んだようだが・・・?
名前:ティタニア(おネェ、剣帝)
年齢:900歳以上
外見:170cm、56kg、86/58/88、地面に着くほどの長く黒い髪(中ほどを赤いリボンで結わえている)、茶色の瞳
職種:??
好き・得意なモノ:鍛錬、一騎打ち、強い者、読書
嫌い・苦手なモノ:特になし(昔は多かった)
一人称:私
プロフィール:
伝説に謳われる剣帝ティタニア本人。ライフレスより先んじること100年。記録が定かでない時の英雄である。彼女の記録はライフレスと違い、ほとんど残っていない。なぜなら彼女の記録はどれも常識を逸脱しており、剣で城を斬った、7日7晩寝ずに魔王を100体斬った、大魔王の軍勢を一夜で滅ぼしたなど、あまりにも突飛もないものばかりだった。さらに剣帝の記録は数百年に渡って記述されており、その度剣帝と名乗る人物が現れたとの記載があるが、単独の人物がそれほど長寿だとは誰も思わなかったため、剣帝とは、複数の英雄の業績が集まってできたおとぎ話のようなものなのだろうと考えられた。
だが実際には彼女が一人でやったことであり、全ては真実である。彼女があまりに可憐であったため、彼女がそのように戦う場面を見ても誰も信じることができなかったのだ。その歴史上最強とも称えられる彼女は、ブラディマリアと並ぶ実力者と仲間達からは考えられている。
なお彼女自身は非常に大人しい性格であり、元は戦いも苦手。戦わざるを得なかったがために強くなり、気が付いたら最強となっていただけのこと。不幸なのは、彼女に戦いの才能があったことだろう。さらにライフレスやアノーマリー、果てはドラグレオでさえも認める程の美女であり、なぜ彼女が剣を取って戦い、最強の剣士となったのかは誰も知らない。
名前:カラミティ(姫)
年齢:??
外見:??
職種:??
好き・得意なモノ:??
嫌い・苦手なモノ:??
一人称:私
プロフィール:
彼女は一度も姿を現していない。ブラディマリアやライフレスは彼女の事を知っているようだが、見目の美しさに反して、ライフレスにすら嫌悪感を抱かせるほどの女性である。虫を扱うようだが、詳しい事は不明。どこかに潜入してるようだが・・・?
次回投稿は、4/25(月)10:00です。