登場人物紹介、その1~アルフィリース、アノルン、ミリィ、アルベルト、リサ~
1話から10話までの主な登場人物を紹介します。読んでも読まなくても本編は楽しめるように作ったつもりですが、読めばより楽しめるかもしれません。
多少ネタバレは含みますが、同時にこの段階では明かせない情報もあります。
名前:アルフィリース(名字は捨てている)
年齢:18
身長/体重/スリーサイズ:174cm/64kg/90/62/94、肩口より少し長いくらいの黒髪・茶色の瞳
職業:女剣士(正確には魔術剣士)
好きなモノ:肉、ふかふかしたもの、ひなたぼっこしながら寝ること
嫌いなモノ:足がいっぱいついている昆虫
一人称:私
プロフィール:
本作の主人公。幼いころ自分の力を恐れた村の住人(後でわかったことだが、連絡したのは実の親だった)により魔術教会に告発され、危うく命を奪われるところを、後に彼女の師匠となるアルドリュースに救われた。以降自分の力を封印するために、師匠と自分の力で体に呪印を施した。呪印は体に相当な負担を強いるものだが、彼女の鉄の自制心と我慢強さにて何事もないかのようにふるまっている。山籠りが長かったせいで世間知らずだが良識は備えており、個性的なパーティーのツッコミ兼良心となっている
並の成人男性程度の体躯を誇る鍛え抜かれた体をしているが、同時に意志の強い瞳と顔立ちをしており、なかなかの美人である。他人から自分がどう見えるかなど大して気にしていないため、自分が美人な自覚があまりない。加えて、背が高い事を以前傭兵仲間に散々からかわれたせいでコンプレックスになってしまった。そのため余計に自分の容姿に自信がない。得意武器は剣だが、師匠から一通り仕込まれているため、槍・斧・弓・ムチ・格闘・投擲術、はては鉄球や双剣などまで一通り一定以上の技量を誇る。
また魔術もある程度は扱える。呪印で封印してあるのに魔術が行使可能なのは実は驚くべきことなのだが、そのことについてあまり詳しい知識を本人はもっていない。だが自分が魔力を全開で解放したらどのような惨事が起こるかは、なんとなく想像がついている。また色々な生物に好かれる傾向があり、そのせいでよくアノルンにからかわれている。
本作品は彼女をはじめとする、人々の成長を追う物語である。
名前:アノルン(ミランダ)
年齢:?(見た目は20代半ば)
身長/体重/スリーサイズ:161cm/49kg/85/59/87、肩ぐらいまでの金髪・青眼
職業:シスター(昔は戦士)
好きなモノ:酒、イケメン、アルフィリースをいじって遊ぶこと
嫌いなモノ:自分の上司、うねうねしたもの
一人称:アタシ
プロフィール:
現在ではアルネリア教会所属のシスターだが、回復魔術は一切使えない。ただし、破邪・防御の魔法はかなりの使い手である。回復魔術が一切使えない代わりに、薬師としては相当な腕前で、簡単な医者のまねごともできる。
見た目は儚げな印象の相当な美人だが、口は相当汚く、ドSで傍若無人でしかも腹黒い。腕力も相当あり、アルフィリースは自分と同じ程度の力かと思っているが、実は大の男を片手で締め上げるくらいはできてしまうほどの力の持ち主。
どうやら普通の人間よりはるかに長く生きているようで、詳しい経歴は不明。魔王討伐の経験もあるなど、相当の経歴の持ち主のようだが・・・?
名前:ミリィ(ミリアザール)
年齢:?(見た目は10歳程度)
身長/体重:134cm/38kg、金髪・緑眼
職業:最高教主
好きなモノ:最近は下町の焼き菓子、子供、マイブームは缶蹴り
嫌いなモノ:口うるさい大司教(本人は三バカと呼んでいる)、犬(昔散々追い回されて以来ダメ)、お化け(むしろそれを調伏する立場のような・・・)、キャロット(昔食べ過ぎて苦手になった)
一人称:ワシ
プロフィール:
見た目は10歳程度の少女だが、実際に何歳かは不明。自身の言葉からは数百年は生きていると思われる。どうやら姿も自在に変えることができるようだ。アノルンが唯一頭の上がらない相手でもある。
彼女の魔力は並のシスター1000人分に匹敵すると言われており、ほとんど死んでいる程の重傷でも一瞬で治療が可能であるし、束縛の魔法を使えばドラゴンを絞め殺し、浄化を行えばあたり一面を光に包むとまで言われるほどの神聖魔術の使い手である。
アノルンよりもさらにドSだが、本人は戦いに積極的でないため力の行使は滅多に行わない。また回復魔術も滅多に使わず、「死にゆく運命を無理に変更するものではない」と考えている。教会の長として非常に冷徹な判断も下すが、基本的は慈愛にあふれる性格。結構な寂しがり屋でもある。
名前:アルベルト=ファイデリティ=ラザール
年齢:23
身長/体重:184cm/81kg、短い直毛の金髪・緑眼
職業:神殿騎士団親衛隊隊長
好きなモノ:鍛錬、真面目な者
嫌いなモノ:酒、粗野な者
一人称:私
プロフィール:
ミリアザールの護衛にして、神殿騎士団親衛隊長。相当に女性受けのよい顔をしているが、本人は無関心。暇さえあれば鍛錬しているため、ミリアザールには「この脳筋が!」といわれている。実はツッコミが好き。
なおラザール家の人間としては31代目にあたるが、全員が神殿騎士団の親衛隊隊長であった。親衛隊の隊長は代々武芸による一騎打ちで決まるため、彼らは全員自分の父親を一騎打ちで負かしてきたことになる。
五代前のラザールは23歳で隊長となり天才ともてはやされたが、アルベルトは20歳で隊長となり、あっさりこの記録を抜いてしまった。なお神殿騎士団は僧侶も兼ねるため、彼も神聖系の魔術の使い手としては司祭に近い力がある。
名前:リサ=ファンドランド
年齢:14
身長/体重/スリーサイズ:154cm/45kg/78/53/80、腰ぐらいまでの桃色の髪・桃色の瞳(盲目)
職業:探知者
好きなモノ:ククス果汁、ネコ
嫌いなモノ:気配の薄い者、雨
一人称:リサは、
プロフィール:
ギルドでアルフィリース達に声をかけてきた少女。口調は丁寧だが、口は悪い。
センサーかつこの歳にしてギルドでランクC+であり、これは異例といえる。なぜなら直接魔物を狩ったり、要人警護などを請け負う仕事はランクも上がりやすいが、それは前衛を務める職業であることが多い。センサーの本領発揮は辺境開拓や資源探知であるが、平和な中原においてセンサーの仕事は人・物を探すことであることが多く、報酬も微々たるものである。その中でこの若年のリサがランク他者と比べて上位なのは、一つには6歳のときには既に仕事を始めていたことと、仕事が迅速かつその達成率が実に90%を超えているからである。
ミーシアでリサのことを知らない者はいないほどの有名人で、「リサで探せなかったら一生諦めろ」と言われるくらいの腕前である。だが彼女の私生活については謎が多く、どこに住んでいるかもよくわかっていない。また友人らしき者もおらず、自分から余計な話をすることもないため、ギルドでも神秘的かつ近寄りがたい存在として扱われている。
そのためなぜ彼女が今回アルフィリース達に自分から売り込みに来たかは不明。なお口癖は「アナタ、バカですね?」「お黙りなさい、下郎」「さいてー」など、毒を吐くことが中心である。その矛先はやがてアルフィリースに向くことになるのだが・・・
ほかにも知りたい情報とかあれば感想やメッセージなどでどうぞ。




