↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

トンネル

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/10/27



もしかしたら

神さまの云うとおり生きることができれば

幸せになるのだろうか


いまもこの世界に

殉教者というひとは

いるのだろうか


なにもかもを知りたかった

ちいさな無知な子どものころ

いつかはなにもかもを知れると想っていた


夜は早く寝た

朝は早く起きた

雨が嫌いで雪が好きだった


そして寝て起きて

それを繰り返していればきっと

なにもかもを知れるひとになると想っていた


闇が怖かった

その中になにかがいるようで

けれども一度もなにかをみたことはない


なぜひとはつらい想いをして

それでも生きてゆくのだろう

悲しみにそれでも涙は流さずに


いつまで待っても

子どものころと変わらないね

なにも知らないしなにも進まない


どこへ向かって旅をしているのか

あるいは生まれたところに帰るのか

なにもわからないしなにもしていない


あるいは出口のない真っ暗なトンネルで

行ったり来たりしている

無知な子どものままだ


そんなつもりもなかったのに

それだから迷いながら

想い出しながら


もしかしたら

神さまの云うとおり生きることができれば

幸せになるのだろうか


なんて想ったりする幸せ探しをしている

祝福を期待するでなく

不得意なままでひとと付き合いながら


なんて想いつづけながら

ひとりでリアルな未来を睨みながら

憐れまれることだけないように生きよう


感傷的にはならないように

悲惨な道から逃げてもいいから

好きなことだけやって生きてゆこう






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 こどものときは、おとなになれば、世界の見方と自分のありかたが変わると思ってましたね。  実際は、思っていた以上に、あやふやなまま。あやふやであることを把握することが、おとなになることだったりして。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。