第二十一章〜再び
御早う御座います。書きました。
「い)、べつに、なにも・・・」
ヤスオは曖昧に笑って誤魔化そうとした。
「嘘つけ。お前がさっきの授業中からおかしかったってのは俺たちゃちゃんと知ってるんだぞ」
━━ヤバい!やはり怪しまれてたのか。秀次郎との関係はバレてないであろうか?
ヤスオは焦った。
「べ、べてにそんなことないよ」
蓮がヤスオを指差しながら、
「お前、今日、朝からなんでか自信ありけまだったんだよ。そうだろ?なにかあったのかよう?どうしてなんどよ」
零は、
「ヤスオの癖に自信ありなんて許せねえよ。おい!」
蹴りがヤスオの尻に入った。
「やめてよ。乱暴は」
「おま、ちょっと来いよ」
もう一人の田辺剛樹が肩を小突いてきた。
反動で、ヤスオは男子トイレに入れられた。黴臭いトイレの中はヤスオにとって嫌な思い出のいっぱい詰まった苦手な場所であった。
さらに大便用の個室に圧し込まれてドアを閉められた。
またいつもの嫌がらせだ。受けてきた数々の仕打ちをフラッシュバックのように思い出す。
思い出すだけで抵抗は出来ない。
それだからこそ、ずっと底辺として生きているのだ。この境遇に甘んじているのだ。
ヤスオは、秀次郎のことを思った。
━━今、何処にいらのか?もうここに戻ってはくれないのか?助けてはけれまいか?さっきのことで怖気づいてしまったのか?やはり彼を頼るしか僕にはできないのか?
考えは巡った。
殴られるのか?蹴られるのか?水を掛けられるのか?便器に圧してけられるのか?デッキブラシで擦られるのか?
いつも受けている壮絶な虐めを思い出した。
その時…である。
有り難う御座いました。




