シーン7
・<2024/10/4>世界観と小説の書き方を変更。
ユキは剥ぎ取りを終えると先に進んだ。
─────探索フェーズ─────
ユキは通路が終わりに差し掛かっていると感じると、先を警戒して聞き耳を立てた。
・・・。
先の方から雪蛞蝓の這いずる音を聞き取った。
・・・。
這いずる音は2体分だ。
血に飢えたユキは、2体の敵に襲い掛かった。
奇襲を仕掛けるユキ。
ユキは物陰から飛び出すと、岩壁を這いずっていた雪蛞蝓を膝蹴りで潰した。
体液が飛び散り、ユキの興奮を煽る。
最後の雪蛞蝓がユキに気付いた。
─────戦闘フェーズ─────
雪蛞蝓は草むらから氷の弾丸を発射しようとする。
しかし、咥内で発射準備が整う前にユキの爪撃で草むらごと6枚に下ろされた。
ユキの興奮のボルテージが留まることなく高まっていく・・・。
興奮を抑えるために、ユキは雪蛞蝓の臓腑を啜った。
・・・甘い。
─────報酬フェーズ─────
ユキは雪蛞蝓の死骸から白身肉を剥ぎ取ると、ユキは目的の薬草を探り始めた。
どうやらこのエリアには───
・・・。
治癒の薬草があった。
ユキは治癒の薬草を束にして纏めると、背嚢に仕舞った。
治癒の薬草は、怪我を短時間で治してしまう効能を持つ。
また、強壮の薬草と同じように、水薬にすることによってその効能は高まる。
ユキは用事を終えると、元の道へ引き返していった。