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寄り道好きのユキ  作者: ソドムとゴモラの獣
アンテスロム氏族
68/110

アンテスロム氏族集落 拠点シーン1

・”干し肉”を購入出来る店舗を”皮剥屋”に変更。

<あらすじ>

 ゲンタと共に狩猟を始めたユキだったが、連日の<調理>失敗で食料が尽き、一度帰還を決意する。


────────────────────


五日目。


日の出と共に起きたユキとゲンタは、狩猟を中断して一度集落に戻った。


まず最初に足を運んだのは皮剥屋である。


─────皮剝屋─────


皮剝屋のビギィの下を訪れたユキは、何を言うでもなく朝食を求めた。


突然ともいえる催促だが、ビギィは嫌な顔一つせずに(顔自体は頭巾に隠れて見えないが雰囲気で分かる)朝食の準備を始めた。


ビギィ自体の朝食の準備もしているようだ。


やがて暫くすると、腹を空かせたユキとゲンタの下に熱々の肉が届けられた。


干し肉を戻したものとは明らかに違う、生の肉をそのまま調理したらしいそれは、ユキとゲンタの好みのストライクに極めて近いものだった。


口に運ぶと、ホロホロと崩れる肉に効いたシンプルな塩味が、ユキとゲンタの食欲を更に煽った。


ユキに気に入られているビギィは、気が利くだけでなく料理上手でもあった。


ユキとゲンタが貪るように自身が手を掛けた料理を平らげるのをどこか幸せそうに眺めながら、ビギィは自身の口にも食事を運んだ。


挿絵(By みてみん)


やがて全員が満腹になった頃、人心地ついたユキはビギィに礼として多めの銀貨を渡そうとした。


しかしビギィはそれを固辞すると、料理の代金分とでも言わんばかりに銅貨20枚だけをユキの財布から抜き取った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<所持金>

・金貨:0

・銀貨:9

・銅貨:19

・鉄貨:1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ユキ:

「・・・お前も真面目ですね。」


ユキはどこか最近かわいがっているクソ真面目のことを思い起こした。


(あいつにもこれくらい利く気があれば良いのですが。)


そんなことを思いつつ、今度はビギィに商売の話をする。


ユキは<バック>から”雪猪の毛皮”、”雪馴鹿の毛皮”、”雪角竜の鱗皮”をそれぞれ一つずつ。


”雪鼠の毛皮”を二つ、ビギィに差し出した。


ビギィはユキから受け取った素材を検分し、見積もりをすると、店の奥に入り硬貨の入った財布を持ってきた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・雪猪の毛皮:1金

・雪馴鹿の毛皮:1金

・雪角竜の鱗皮:1銀

・雪鼠の毛皮×2:30銅

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合計:2金1銀30銅

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


財布の中には金貨が2枚と銀貨が1枚、銅貨が30枚入っていた。


ユキはそれを自身の財布に流し込んだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<所持金>

・金貨:2

・銀貨:10

・銅貨:49

・鉄貨:1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ユキは硬貨を受け取ると、ビギィに”干し肉”と”乾燥した肉塊”をそれぞれ15個注文した。


【Tips】

・乾燥した肉塊

 騎獣の狼用に用意されている巨大な肉塊。

 解体すると干し肉5個分になる。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

干し肉×15:1銀50銅

乾燥した肉塊×15:4銀50銅

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合計:6銀

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ユキは食料を受け取ると、銀貨を6枚ビギィに渡した。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<食料>

・干し肉×15

・雪鼠の肉×1

・乾燥した肉塊×15


<所持金>

・金貨:2

・銀貨:4

・銅貨:49

・鉄貨:1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


取引に満足したユキは、一言ビギィに声を掛けると店を出た。


────────────────────

<ユキの手帳>

・雪鼠


挿絵(By みてみん)


 森に良く居る小さな魔物。

 もっと小さな魔物や、魔物の死骸を餌にして生きてるみたい。

 肉は臭いけど、匂いの強い香辛料を振りかけたり、しっかりとした下処理をすることで美味しくなる。

 丸焼きがオススメ。

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