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シ-ン6

・<2024/10/4>世界観と小説の書き方を変更。

強壮の薬草の採取を終えたユキは、元のエリアに戻った。


挿絵(By みてみん)


次の行き先は───


・・・。


ユキは左上の通路に進んだ。


─────探索フェーズ─────


ユキは聞き耳を立てた。


・・・。


ユキの耳は件の這いずる音を捉えた。


這いずる音の数は───


・・・。


───4体分だ。


沢山の音を捉えたユキは、興奮から喜び勇んで襲い掛かった。


奇襲を仕掛けるユキ。


・・・。


ユキは奇襲に成功した。


ユキは岩陰から蹴撃を繰り出した。


壁面にへばり付いていた雪蛞蝓(ナメクジ)は、ユキの蹴撃を真面に受けてしまった。


洞窟の岩肌が、衝撃で少し崩れる。


意識の外からの奇襲を耐えた雪蛞蝓だったが、壁面から転げ落ち、弱点である裏側を晒してしまった。


ユキは雪蛞蝓の裏面に拳を叩き込んだ。


雪蛞蝓は柔らかい部分に重い一撃を振り下ろされ、激しく体液をまき散らした。


他の雪蛞蝓達はユキに気が付いた。


─────戦闘フェーズ─────


ユキは手近な雪蛞蝓に、拳による攻撃を繰り出した。


雪蛞蝓は何とか耐えた。


拳での攻撃が効果的でないと察すると、ユキは爪を立てた。


爪撃を繰り出すユキ。


ユキの爪が、洞窟の壁面ごと雪蛞蝓を切り裂く。


雪蛞蝓は追撃を耐えることが出来ず、絶命した。


ユキは雪蛞蝓が反応するよりも早く、更に近くの雪蛞蝓に襲いかかった。


ユキの拳が、雪蛞蝓の体液を撒き散らした。


雪蛞蝓はユキの拳を耐えたが、体勢を崩してしまった。


ユキはバウンドして浮かび上がった雪蛞蝓を掴むと、その腹に食らい付き、内臓を引き摺り出した。


雪蛞蝓は死亡した。


何か攻撃の予備動作をしていた最後の雪蛞蝓だが、ユキに引き摺り出した臓物を投げつけられ怯んでしまった。


迫って、蹴り飛ばすユキ。


雪蛞蝓はユキの蹴撃に耐えたが、吹き飛んでしまった。


ユキは回し蹴りで、壁面ごと雪蛞蝓の腹部を貫いた。


雪蛞蝓は致命の回し蹴りにより死亡した。


ユキの勝利。


─────報酬フェーズ─────


ユキは目にも止まらぬ早業で雪蛞蝓 全てを片付けると、その死骸から剥ぎ取りを始めた。


ユキは雪蛞蝓の白身肉を手に入れた。

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