シーン3
・<2024/10/3>世界観と小説の書き方を修正した。
運悪く1匹のところをユキに襲われてしまった雪蛞蝓の死骸から剥ぎ取りを終えると、ユキは辺りを探った。
すると、下に続く階段を発見することが出来た。
───探索フェーズ───
ユキは古代から現代にかけて原型を保つ階段に手を掛けると、姿勢を低くした。
聞き耳を立てるユキ。
・・・。
しかし風の音がゴウゴウと響くばかりで、先の様子は分からなかった。
仕方が無いので意を決して階段を下る。
───戦闘フェーズ───
階段を降りた先には、1体の雪蛞蝓が居た。
飛び込むように階段を下ったので、雪蛞蝓は既にユキに気が付いている。
ユキは雪蛞蝓にシンプルに飛び膝蹴りを繰り出した。
そのまま潰れることは免れた雪蛞蝓だったが、衝撃に耐えきることが出来ず、吹き飛んでしまった。
ユキは空中に浮いた雪蛞蝓を視界の中央に捉えながら、指先の爪に力を込めた。
ユキの爪は通常の人間のソレとは違い、肉食獣の爪のような、分厚く鋭い凶悪なものになっている。
力を込められたユキの爪は黒く染まる。
ユキがそれを振るうと、一瞬の輝きの後に爪から斬撃波が飛んだ。
見えざる5本の剣筋に切り刻まれた雪蛞蝓は、空中で6枚におろされて即死した。
ユキの興奮は留まることを知らずに高まっていく・・・。
サイコーな気分だ!
───報酬フェーズ───
仕留めた雪蛞蝓を前に、ユキは剥ぎ取りを開始する。
ユキは雪蛞蝓の白身肉を手に入れた。