表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/110

シーン2

・<2024/10/3>時点の世界観および小説の書き方に修正。

ユキ:

(・・・?)


風邪かと思って少し座り込んだユキだったが、悪寒は直ぐに収まった。


薬神の祠も含めて、そういう神秘のスポットには悪霊が憑くというが、今のが悪霊に攻撃された感覚なのだろうか?


そう思ったユキは、試しに遺跡内をウロウロしてみる。


・・・。


しかし肝心の悪寒を、ユキは二度と覚えることが無かった。


きっと気のせいだったのだろう。


何も居ない廃墟で一頻りウロウロしたユキは、落ち着くと辺りを見回した。


長年放置されら遺跡ゆえに雑草などは生えているが、薬草は見当たらない。


どうやらここはハズレのようだ。


───探索フェーズ───


ユキは次に探る場所を考える。


挿絵(By みてみん)


ユキはマップ真ん中の建物を探ってみることにした。


建物に近づき、聞き耳を立てる。


ユキの耳には這いずる音が一つと、かすかに何かくぐもった風の音が聞こえた。


ユキは、敵が一体なので奇襲で瞬殺出来ると踏み、奇襲を仕掛けた。


壁の近くに居るようなので、拳で壁ごとブチ抜く。


しかし急所からは少しズレてしまい、致命の一撃とはならなかった。


奇襲は思ったよりも上手く入らなかったが、雪蛞蝓は吹き飛び、体勢を崩した。


雪蛞蝓は体勢を崩したところで手刀によって体内に侵入され、内臓を引き抜かれて絶命した。


挿絵(By みてみん)


ユキの興奮のボルテージが更に上がる・・・。


ユキは全身に凄い勢いで血液が巡る感覚を覚えた。


ユキ:

「はぁぁ・・・。」


体温が急上昇し、息が湯気のように白く染まる。


躰が本調子を取り戻すようにメキメキと鳴る。


ユキは調子が出てきたことを悟った。


───報酬フェーズ───


ユキは雪蛞蝓を剥ぎ取り、その白身肉を手に入れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ