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寄り道好きのユキ  作者: ソドムとゴモラの獣
アンテスロム氏族
105/110

移動シーン4

───── 二日目 ─────


ダン:

「どうした、ユキ。

機嫌が悪そうだな。」


機嫌を指摘されたユキは、ジャグとガレドグを顎で示す。


ユキ:

「聞いて下さい、ダン。

アイツら、私に内緒で夜食を食べてたんですよ。」


ダン:

「あぁ、昨晩出たっていう雪蛞蝓(ナメクジ)の話だろう?

別に軍規違反でも何でも無い役得だと思うが・・・。」


ユキ:

「そんなことは私も分かってるんですよ。

だから叱りつけることも出来ずイライラしているんです。

チッ、私が起きるのがもう少し早ければ・・・。」


ダン:

「なんだ、ヘソを曲げてるだけか。」


ユキ:

「そうですよ、悪かったですね。

あ~、雪蛞蝓の串焼きが食べた~い!」


ユキの嘆きが樹海に響いた。


ユキ達は雪狼に乗りながら樹海を縫うように移動する。


移動中には───

1~5.何も無かった。

6~9.獣に遭遇した。

10.自然災害に遭った。

1D10=5

───何も無かった。


日が暮れ、夜がやってくる。

陣を張り、野営に備える。


今日の食事は───

1.戻し、揚げた干し肉と、山盛りの野菜

2.ありのままの戻した干し肉(塩味)

3.干し肉のスープ

1d3=3

─── 干し肉のスープ。


雪を鉄鍋で熱して生成した水に、ありのままの干し肉をブチ込んだだけの質素なメニューである。

お世辞にも豪華とは言えないが、何だかんだユキは嫌いじゃない。

むしろ簡単に作れ、馴染みの深い料理とも言える。


スープと戻った肉を載せた匙を口に入れる。

塩味と肉の脂が醸し出す味わいが口一杯に広がった。

煮込まれて くたびれきった肉の食感も悪くない。

何か隠し味でも入っているのか、ユキの記憶にあるそれよりも味が強く感じた。


今日 焚き火を囲んだメンバーは───

1.ユキ

2.ダン

3.ジャグ

4.ミランダ

5.ビンド

6.ギーリ

7.レアク

8.ヴァザン

9.ガレドグ

10.ジルア

2D10=8,7

───ヴァザンとレアク。


ヴァザン:

「粗末な味だな。」


レアク:

「ユキ、翻訳。」


ユキ:

「『シンプルながら奥深い味』と言っています。」


ミランダ:

「ありがとね~。」


レアク:

「アンタ・・・その失礼な物言いどうにかならないワケ?

折角こんなに美味しい料理をミランダさんが作ってくれてるっていうのに。」


ヴァザン:

「フン、失礼だと思う方に疚しいものがあるのではないか?」


ユキ:

「『反省はしているつもりだけど、中々難しい』と言っています。」


レアク:

「・・・それなりに長い付き合いだけど、ユキ無しだと魔術をぶっ放したくなるわね。」


ヴァザン:

「・・・。(シュン)」


暗に殺したくなるほどムカつくと言われたヴァザンは、少し落ち込んだ。

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