5話:通り魔は駄目だけど暴力は必要だ
「柳、ちょっと待て」
放課後、友達の誘いを断って、日課となっている鍛錬に向かおうと教室を出ると、突然声を掛けられた。
視線を向けると、そいつはニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべて俺を見つめていた。
「お前、最近調子に乗ってるらしいな?」
遂にこの時がやってきたか、俺はそう思った。
平均的な身長よりも高いであろう俺が見上げる程の巨体、そいつは学年どころか学校でも有名な男だった。
勿論、有名というのはいい意味ではない、悪い意味でだ。
茂山勝。通称ゴリ山。小学生ながらで身長は177cm体重は100キロを超える大男だ。
性格は粗野で乱暴、怒るとすぐに手が出る。
こいつは本編で小学生の頃の達郎を虐めていた男だ。
時期的にそろそろ来るかもなぁ、なんて考えていたんだが、本編の達郎と俺が成り替わった達郎では随分と差異が出てしまった為にもしかしたら絡まれないかも、なんて思ってたりしたのだが杞憂だったようだ。
「調子に乗ってる?」
「ああ、最近、柳が生意気だって聞いたんだよ。だからちょっと面かせよ」
誰がそんなのを吹き込んだのか、なんて犯人探しはどうでもいい。探す労力が無駄だ。
本編の達郎は茂山の呼びかけに恐怖心から従順に応じて、どんどんと落ちぶれていったが俺はそうじゃない。
「――あ? 誰に命令してやがる」
「てめぇッ!」
茂山の表情が一瞬で早変わり。いかにも凄んでますと言った貌で俺を睨みつけてくる。
そればかりか俺の腕を茂山が無理やり掴むと強引に引っ張ろうとしてきた。
「ぶっ殺してやるからこっちへ来い!!」
強い力で引っ張られたら、やる事はアレしかないよな?
道場で学んだ柔術を軽く披露する。
「――うぉッ!?――ッガ」
すると100kgを超える巨体があっさりと宙を舞い廊下を無様に転がっていく。
「――大丈夫かい?茂山君!怪我はないかい!?急に転ぶなんて、君は意外とおっちょこちょいなんだなぁ」
傍目から見ると茂山が自分から転がったようにしか見えないだろう。
そして俺はいきなり転んだ茂山を心配する優等生だ。
だが、茂山本人は俺が何かしたと確信したのか立ち上がると大きく舌打ちをした。
「てめぇ、今すぐ体育館裏に来い。産まれた事を後悔させてやる」
「はは、ユーモアのセンスないね、お前」
茂山は本気でイラついているのか俺の軽い挑発に対して露骨な舌打ちを返してきた。
まだ教室に残っていたクラスメイト達は俺と茂山の遣り取りを遠巻きに見ているようだ。
……下手に正義感が強い奴が教師を連れてくればご破算だ。そろそろ茂山に付いて行くか。
「まぁついていってやるよ。ほら、早く案内しろよ」
「くそが、ぶっ殺してやる」
茂山に付いて行く形で体育館裏に行くとそこには既に数人の男が待っていた。
その中には当然のように堂万勝重も混ざっている。
「お、茂山くん、柳の奴連れてきたんだ」
「柳の奴大丈夫か? ぶるってんじゃん」
「逃げて先生にチクったほうがいいんじゃない? 助けてください~って」
「ばっか!そんなことしたら柳の奴学校にいられなくしてやらないといけなくなるじゃねーか」
「違いねェ!」
「「「「「ギャハハハハ」」」」」
予想通りと言うかなんというか、この学校の中でも素行が悪い事で有名な奴らが集まっていた。
しかも全員がタバコを吸っている。まだ学校の敷地内だというのになんて奴らだ。
この場所は喩えるならば肥溜だろうか?ならば車座になって座っているこいつらは糞に群がる蠅という評価が妥当だろう。
「柳、てめぇそこに座れ。正座しろ」
茂山が地面を指さして俺に命令をする。いつの間にか表情が最初に見た時のようなニヤケ顏に戻っていた。
仲間が居るから気が大きくなったのだろう。この手の奴は前世からもよく見てきた。
勿論、それに対する俺の返答も決まっている。
「てめぇが正座しろ。デブ」
俺がそう言ったと同時だった。
「フンッ!!」
茂山がその巨体に見合わないフットワークの軽さで、俺の胴体目がけて右ストレートを叩きこむ。
肉を殴ったような鈍い音が周囲に響いた。
俺がそのまま動かないのを見て、痛みに呻いていると勘違いしているのかデブが見下ろしたまま口を開いた。
「お前立場が分かってんのか?」
「――分かる訳ねーだろ。それよりお返しな」
今度は俺がデブの腹、側腹部へとお見舞いしてやる。
無論全力ではない。ほんの小手調べ、3割程度の力だ。
俺の拳は茂山の腹部を抉るように穿っていた。
「がぁッ!――い、いてぇ」
デブは崩れ落ちるように膝を落とすと、殴られた腹を押さえながら呻き出す。
「おい、なに倒れてんだ? てめー自分の立場が分かってんのか?」
先ほどの台詞をそのまま返すと、茂山……面倒だからデブでいいか。
デブはゆっくりと立ち上がる。未だに痛むのか足元はふらついているが、闘志は萎えてはいないようだ。
それでいい、それでこそ闘い甲斐があるというものだ。痛みと怒りと屈辱が混ぜあわさったようなグシャグシャの顏が気迫に溢れている。
「て、てめぇ、ふざけやがって!!」
しかし学習能力がないのか先ほどと同じようにデブは右ストレートを放ってくる。
今度は胴体ではなく顔面だ。俺はそれをあえて受けた。躱そうと思えば躱せたし、防ごうと思えば防ぐこともできた。だけど俺はあえて顔面で無防備に受け止める事にした。
鋭く重い一撃だ。少なくともこの学校で耐えれる存在はいないだろう。
頬の肉を骨ごと打ち殴った鈍い音が響く。
しかし、俺は倒れない。痛みがない訳ではないが……
こんな攻撃に比べれば普段から俺がしている鍛錬の方が遥かに激痛を感じるのだ。
素手で樹木を延々と殴り続け、血が滲み肉が抉れる程の苦痛に比べればなんと温いことか。
コンクリートの壁を延々と殴り続ける鍛錬に比べればなんと易しい事か。文字通り、血の滲むような鍛錬の日々に比べればなんと生暖かい事か。
この程度は俺の中では痛みのカテゴリーに入らない。少し痒い程度だ。
「――よし、次は俺の番だ」
デブの顔面は俺との身長差を考えると狙いづらい事この上ない。アッパーでもいいが、下手に力を込めると舌を噛み千切らせてしまうかもしれん。
そうなれば面倒臭い事態になるのは目に見えている。なので、俺が狙うのは腹だ。
「ぁぁぁがぁ! いてぇ、いてぇよ!!」
先ほど狙った側腹部へと先ほどよりも少しだけ強い力で拳を捻じ込んでいく。
まだ痛みが残っていたのか、そこに更に衝撃が入ったことでデブは面白いように身を転がしている。
周囲に居る仲間などお構いなしに地面を無様に転がっている、痛みに悶え、苦しんでいる。
その姿を見て、俺は自らの強さを実感すると同時に失望もしていた。
確かに俺は鍛えた。鍛錬に鍛錬を重ねてきた。そしてその結果がコレだ。
「所詮は通過点でしかねぇってことか……いや通過点ですらない。路傍の石よりも価値がない」
この学校で強さという点だけならば1番であろう茂山ですらこの程度なのだ。学んだ技術を使う事なく、全力を出す事なく終わってしまった。
加えて茂山の取り巻きである奴らも全員茂山以下だと思うとやるせなさが溢れてくる。いや、一人だけ茂山と同等かそれ以上の存在が居たな。
「う、うそだろ。茂山がたった2発でこんなになるなんて」
「勝重の蹴りでもビクともしないやつだぞ?」
「あ、ありえねぇ……柳のやつ、鍛えてんのかよ!?」
蠅が喚いているがその中で聞き逃せない言葉が混じっている事に気が付いた。
そう、勝重だ。堂万勝重。こいつは喧嘩がかなり強い。本編でも勝重は狂犬とかいう仇名で呼ばれていた筈だ。
「デブが倒れた訳だが、それで――次は誰が俺の相手をしてくれるんだ?――別に全員同時でも俺はいいぞ」
安い挑発だが奴らは俺の言葉に目の色を変えて立ち上がった。
そんな中で勝重が咥えていたタバコを放り投げると立ち上がり前に出る。
「柳ぃ、お前結構やるなぁ。道場通ってるからそれなりにやるとは思ってたけど、まさか茂山を倒すなんてな」
勝重は親しげに話しかけながら近くに寄ってくる。
「大して強くなかったけどな」
「ははは、ああ見えて単純な力じゃ俺らよりも上なんだがな……ッと!」
突然の不意打ちだった、脛を狙ったトゥーキックに俺は咄嗟に反応することもできずに直撃を喰らってしまう。
しかし、奇襲を成功させた勝重は愕然としたような表情を浮かべていた。
「おまえ、足に鉄筋でも仕込んでんのかよ?」
「さあ、どうだろうな。だが一発は一発だ」
俺は蹴られた脛とは反対の足をゆっくりと上げるとそのお返しとばかりにがら空きの胴体へ向けてヤクザキックをお見舞いする。
「ぐぉッ!?……ってぇ」
衝撃が充分だったのか、効果は絶大だ。勝重は吹っ飛ばされて背中から地面にぶつかって仰向けになった。
碌に受け身も取れなかったからか勝重は苦悶の声を漏らしている。
それを見た周囲の奴らは慄いているようだった。
「ま、まじかよ、勝重が一発でダウンとか」
「あ、ありえねぇ……茂山と勝重が負けるのかよ」
完全に尻込みしてるようだ……やはり群れる奴らは弱い。
統率をする奴がやられると途端に何もできなくなる。
だが、完全に戦意は失ってはいないだろう。だから俺は尻込みする奴らに視線を向けつつ軽く挑発した。
「んで、次は誰だ……別に全員同時でもいいぜ?」
「あ?ふざけてんのかてめぇ!」
「ぶっ殺してやる!!」
「リンチだリンチ」
残る人数は5人、いくら一人一人は弱いと言っても5人同時は初めてだ。
期待感と高揚感で鼓動が熱く胎動するのが自分でも分かる。
俺の安い挑発に乗るのも人数が揃っているからだろう。
数の暴力という言葉があるように、弱い奴だろうと数が揃えば脅威だ。
まあ、もっとも……。
「や、やめてくれ。悪かった、俺達の負けだ、認めるよ」
「あぁ? てめぇ自分の立場理解できてんのか?」
烏合の衆という言葉があるように、秩序や統制のとれない集団なんて相手にもならないのだが。
「――ぎぃ!?」
最後に残った一人の命乞いにも耳を貸さず拳を腹にめり込ませると、途端に涎や涙を流しながら地面に這いつくばり転がっていく。
程なくして俺はこの小学校で最強の男になった。
複数同時に相手をして無傷で勝ったからか、あの時に体育館裏に居た奴らは俺に絡む事はなくなった。
というかあっさりと喧嘩自体は終わったのだ。5人はやはり相手にならず、一発身体にぶち込んだだけで戦意を喪失したのか、全員が地面に転がっていった。
それからすぐに先生がやってきた。
おそらく俺が茂山に連れていかれるのを見た学校の誰かが呼んだのだろう。
放課後とは言え残っている人間の数はそれなりに居た為に誰が呼んだのかまでは分からなかったがそれはいい。
先生は転がっている勝重や茂山、周囲の不良共を見て俺に対して何があったのか聞いてきたのだ。
一応、学校では品行方正な優等生を演じている俺は、奴らが勝手に喧嘩を始めたと説明した。
俺の身体に傷一つなかったことから先生はそれを疑う事なく信じてくれたようで、あの時の奴らの顏は滅茶苦茶笑えた、全員が俺にやられたって証言しても優等生な俺と不良の奴らじゃあ信用度が段違い。
勝重達は学校にタバコを持ちこんで敷地内で吸っていた事もあり相当怒られたようだ。
だがそんな奴らが説教くらいで生活態度が変わる訳がなかった。
「なあ、今いくらもってるんだ? 少しだけでいいからお金貸してくれない?」
「え、そ、そんな無理だよ」
「無理だよ!じゃないだろ、お前たしか結構金持ってるんだよな?休み時間に今日の帰りにゲーム買に行くって言ってたからお金あるんだろ?」
「そ、それはそうだけど」
「だ~か~ら~、それ、俺達に貸してくんない? ちゃんと返すからさぁ~」
放課後の人がまばらになった校舎、その中でも特に人通りが少ない踊り場の階段、その片隅で一人の男子を数人が囲い込んでいた。
近づいて会話に聞き耳を立ててみれば、予想通りの展開に呆れを超えてどこか感慨深さまでもが沸き立つと言うものだ。
「なあ、こっちは無理やり奪ってもいいんだぜ?だったら今の内に渡しておいたほうがいいんじゃないか?」
「そうそう、それにゲームなんて安くなってから買えばいいじゃん」
「そ、そんなぁ、母さんにお願いしてようやく貰った大事なお金なんだよ」
「ぷぷ、マザコンかよてめぇ、そういうのは普通、父親に頼むもんだろ」
「こいつ父親いねーんだよ、母親と妹の3人で暮らしてるんだったか、妹はこの学校の4年生だったよな」
「ははは、まじかよ!お前父親いねーのか!だったら母親に泣きついてまたお金貰えばいいじゃん!それよかこいつの母親の財布から金を抜き取れば」
「そんなことできないよ。もう放っておいてくれよ!」
「うるせーな!生意気言ってんじゃねェぞ!」
「優しくしてやったら付けあがりやがって!無理やり奪っちまうか?」
「ああ、そうするか、時間の無駄だ」
「や、やめてよ」
業を煮やしたのか、強硬手段に移るようだ。……流石にこれ以上は見過ごせないな。
わざとらしく音を鳴らしながら奴らの方に向かって歩みを進める。
「おい、何してんだお前ら?」
「うるせーな……てめぇもやっちまうぞ……あ」
「や、柳ッ」
「な、なんでもねーよ!どっかいけよてめー!」
強気を崩さなかった奴らだが、近づいてきた相手が俺だと気付いた途端、奴らは目に見えて怯え出す。
どうやら体育館裏での事を未だに覚えているのだろう。それは俺としても好都合だった。
「なんでもない事はないだろう。お前ら、こいつからカツアゲしようとしてたのか?」
「は、な、なに言ってんだよ俺らは別にカツアゲなんてしてねぇっつうの、なぁ?」
「そうそう、ただお金を貸してもらおうとしてただけだ」
口から出たのは見苦しい言い訳の羅列だった。はっきり言って反吐が出る。
強者ではなく、かといって弱者になりきれない半端者、強者の腰巾着になりただコバンザメの如く恩恵を貪る害悪者。
それが今、目の前にいる奴らだ。
正直に言ってこれ以上の問答は時間の無駄なので強制的に会話を終わらせる事にしよう。
「見苦しい言い訳は終わりか?」
指を軽く鳴らしながら告げると、やつらは蜘蛛の子を散らすかのように一斉に去っていった。
「あ、ありがとう、柳くん」
「別に気にすんな、それより怪我はないか?」
「う、うん、僕は大丈夫」
カツアゲの被害に遭っていた男子の顏には見覚えがあった。
クラスが違うので名前までは覚えていないのだが、彼は俺を知っているらしい。
「あ、僕は雪城雪兎って言うんだ、柳くん……本当にありがとう」
「そうか、雪城くんは俺の事を知ってるのか?」
「うん、だって柳くんは有名だからね。クラスは違うけど勉強と運動が出来て他の事もなんでもできる男の子だって」
「そ、そうか」
そっかー、文武両道の優等生を目指してきた訳だがそりゃ有名になるよなあ。
やっぱり小さな事からコツコツと積み重ねていくのが大事なんだなー。
しかし、他人から実際にそう言われると気恥ずかしい気持ちが湧いてくるもので……それを誤魔化すように目の前にいる雪城雪兎を観察する。
身長は低い。男子の中でも身長160㎝と平均より少し高い俺より頭一つ分は低いから150あるかどうかだろうか?
顔立ちは非常に整っていて男子の制服を着ていなければ女子でも通用するだろう。
そっちの気がある人間には需要がありそうな感じのする子だった。
「それより、帰らなくて大丈夫なのか?」
「あ…うん、本当はゲーム屋にゲームを買いに行きたいんだけど、もし途中であいつらに見つかったら……」
奴らが途中で待ち伏せしているかもしれないと考えているのか、雪兎は悩んでいるようだ。
ぶっちゃけた話、早く家に帰ってから着替えて鍛錬をしたいのだが、目の前で困っている少年を放っておく程オレは薄情ではない。……つもりだ。
「もしよかったら俺が一緒に付いて行こうか?」
「え、ほんとう!?凄く心強いけど……やっぱり悪いよ」
「気にするな、乗りかかった船っていう諺もあるだろ? それに俺も雪城くんがどんなゲームを買うのか興味があるからな」
「なら、お願いしようかな?」
雪兎が嬉しそうに破顔する。……可愛い奴だ。素直にそう思えるのは雪兎が中性的な容姿をしているからだろう。
そのまま雪兎と一緒に校門を出てゲーム屋に向かう。道中で雪兎が危惧していたような展開にはならなかったが、その代わりに雪兎の身の上話を聞いていた。
雪城雪兎 母親と妹の3人でマンションに暮らしているらしい。父親はいないと言っていた。
母親は優秀なキャリアウーマンで凄く厳しいけど、とても優しいと雪兎が言っていた。
妹である雪菜は小学4年生でクラスを聞く限りではどうやら日和と同じクラスらしい。
交友とかあったりするんだろうか?
雪兎はそこまで知らなかったようだが、今度日和に聞いてみるのもいいかもしれない。
ゲーム屋で雪兎が買ったゲームは前世で俺が見た事があるようなゲームだった。
世界は違っても時間の流れというかブームの到来は一緒なのかもしれない。
雪兎は帰ってから家でゲームをするのが楽しみなのか、紙袋を大事そうに抱えて歩いている。
「良かったな、無事に買えて」
「うん!柳くんのお蔭だよ!」
「家はここから近いのか?」
「すぐそこのマンションだよ」
雪兎が指を向けたのはタワーマンションだった。
……え、母子家庭って言うから勝手に公営団地とかそういうのを想像してたんだけど。大分想像と違うなぁ。
「す、凄い所に住んでるんだな」
「そうかな?」
どうやら雪兎の母親は相当に優秀なようだ。
そのまま雪兎をマンションのエントランスホールまで見送ってから俺は踵を返して帰宅をした。
次の更新は日付変わったくらいを予定してます。
あと簡単なキャラ紹介とか希望があれば作ります。