このせかいについて*プロローグ
最初は少しは筆が進むんじゃ~
誰もまだ見てない気がするけど少しずつ進めるよ!!
さて、この世界の話をしよう。
世界のはじまりの話を、とは言っても、小難しいことは聞きたくないと思うから‥
イケニエとカミサマの関係についてと、かるーくこの世界についてだけ話そうか。
イケニエとカミサマって、言っちゃうと同じ存在なんだよね。
カミサマとして力を奮えるのは‥
正確な年数はわからないんだけど十年ぐらい、その期限は前のイケニエが死ぬ時まで‥
そんな感じだから、そんなにいいもんじゃないんだよね、カミサマの力…
それでも、世界からその力がなくなってはいけないんだよ。
だって、イケニエが足りなくなってはいけないからね。
この世界は概ね普通かな、そんなに特徴のない世界だと思っていいよ。
人間以外の種族もいないしね。
あ、そういえばここには魔法があったんだっけ?
魔法といっても、魔法使いを10人犠牲にして雷を一回落とすぐらいだし、ね…
え?これじゃ分かりにくい?えっと‥魔法使いを1人犠牲にして薪に火を付けられるぐらい?
ま、まあ、そのぐらいなんだよ。
この世界のことはわかってくれたかな?
それじゃあまたね。
夢の話:二日目
ああ、またこの夢か。
そう思った時に、男は言った。
「こんな感じでよかったかな?」
この男、やはり声も顔も良いな…?
「うん!ばっちぐー!って感じだったよ!!」
などと思っていたら前と同じように女の声が聞こえてきた。
相変わらず陽だまりのような声だ。
やはり私はその声を聞くと心地よい気持ちになる‥
「あ‥また切り忘れてるんだけど?」
また?そういえば彼らは前もこんな会話をしていた気がする‥
「んな!?」
女の声の後には‥
ぶちっ
と言うような前と同じ耳障りな音が聞こえると、私は自室のベッドで寝ていた。
切り忘れているとは何だ?
この夢を見た後に刻まれる小説のイメージはもしや‥?
だがやはりわからなかった。
私はまた、この夢を忘れないように忘れないようにメモをした。
ある日の夢~不快な音の謎~