ある村のある少年
昨日書いたけど操作ミスで全部消えたお
魂抜けた
「起きなさーい、もう朝よー」
「ん?ふぁ~、もう朝?」
「ほら、早く起きて身支度しなさい。今日はあの日でしょ」
「はいはい、わかったわかった」
俺の名前はレン。ごく普通の村に住む、ごく普通の15歳。だが、今日からそんな何の面白さもない肩書きが塗り変わるかもしれない。
なんでかって?今日は年に一度、15歳の子供達が『チルドレン』であるか否かを検査される日だからである。
今から30年ほど前、神達が天界から人間界へ降り、戦争を始めた。人間は天使・神陣営から匿って貰ったため、現在まで繁栄がなされている。
その10年後、突如人間から特殊な能力を持った者が現れ出した。神曰く、人間が抵抗できるための力を授けた、だそうだ。それにより特殊な能力『ギフト』を持つ者達は『チルドレン』と呼ばれるようになった。
ここまでが教科書にも載っているような基本知識である。今現在では、戦争は被害をもたらす事はなくなったが戦況が泥沼化してしまっている。もしかしたら悪魔・邪神陣営が何かを企んでるかもしれないが、とりあえず前線に行かない限りは安全であるには間違いない。
そして『チルドレン』のことだが、先の者達は皆能力が発覚したのが15歳前後となっているためその年に15歳になる者達が審査を受けるようになった。毎年約100名ほどしか『チルドレン』は発覚されていないらしい。
「こら!いつまで着替えてるの!レイナちゃんもう来てるわよ!」
「すぐ済ませるから!」
レイナとは俺の幼馴染である。小さい頃から家族ぐるみの関係であったため、一緒にいる時間が多い。かなりの世話好きなやつである。
「おっはよー、起きてる?」
「起きてるよ!」
「でもいつも朝は起こされないと起きないじゃん!」
「今日はあの日なんだから、そりゃ早く起きるよ(嘘)」
「もう時間よ。行きましょう!」
「はーい」
会場へ向かう途中、
「レンは『チルドレン』になりたい?」
「んー。俺は・・・・なりたくないってわけじゃない」
「じゃあ、なりたいの?」
「というより、興味あるんだよ。天使とか神とか。どんな人なのかなぁ?ってね。まあ人じゃないんだけど」
「レンは昔から興味あるものだけにはとことん興味もつからね。なれるといいわね!」
と、そんなことをダベっていると会場の、村の集会場にたどり着いた。
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