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酒と煙草とお砂糖と。  作者: 龍之介
はじまり
1/2

プロローグ

この物語に登場するもの全て

フィクションとなっております。



この前した掃除で昔の黒歴史ネタ帳が出てきて

私を精神的に苦しめるのでリメイクして

ひっそりと連載します。

初めての投稿となります。

稚拙な文章ではあるかと思いますが どうぞよしなに。


(ファンタジー要素を含みます。)

(※2015年10月現在アルファポリスさんにて連載中)




どこか社会とは切り離された様な裏道。

そんな所にひっそりと、しかし確実に存在する酒場。


世間は忙しい。

数十年もの間眠っていた徴兵制度が復活してからというもの

やれ徴兵だやれ教育だと目まぐるしく動いている。

しまいには国民一人一人に識別番号を付け始めた。


もちろん裏道の住人達にも与えられている。

そこは切り離されてはいない。


この酒場の店主もそうだ。

普段は社会とは切り離された様な生活をしており

世間の動きに関しては基本的に無関心だが

納税義務は果たしているし選挙にだって行く。



そう取り繕って生きるのは難しい事ではない。

誰だってそうしてきている。特別な事でもないだろう。


裏道は目立たない。

めったに動かないというのも事実ではあるが

ここでは何もかもが揉み消される。

だからこそ同類には目をつけられやすくなるのも事実だ。



この酒場のある裏道に集まるのは訳ありばかり。


店主は慌ただしい世間から人間が転がり込んでくるのを

今か今かと待ちわびながら今日も店のシャッターを上げる。


ここは居酒屋「しゅがー」


存在していない様で、確かに存在している。




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