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天才召喚士の天災魔導士  作者: しんあい
1章 天才と天災は出会う
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7話 訪問者

なんかPV数が順調に増えていてありがたい限りです。




浩二が異世界、クラウディアに転生して2週間が経過していた。

この世界は12か月で1年1月30日の360日だ。

4年に一度時間のずれを直すために1年が長くなる。

1日は地球と変わらず24時間に近い。

浩二は2週間この世界に関することと魔法に関することをひたすら勉強していた。

朝日が昇るのと同じに起き、ご飯を作り、午前にこの世界に関することを本を読んで学ぶかリムに教わり学び、午後は魔法の勉強をする。そうして2週間を過ごしていた。

もともと能力は高かったがやる気がなく地球では失敗していただけなので、やる気に満ちた今、浩二はすさまじい勢いで知識や技術を吸収していった。


そんな中リムと朝の残りものを温め直して昼ご飯を食べていた。

ちなみにこのリムの家は朝はスープとパンを食べ、昼にスープを温め直して残りを片づけ、夕ご飯に精をつくものを食べるという食習慣だ。

この世界だと、10時ごろと18時ごろにたくさん食べて2食で過ごす人も多い。


「相変わらずうまいね」

「自分でもびっくりするくらいだからな。」

と和やかに談笑しながら、夕ご飯を食べていると。

「姉さーん補給もってきたぞーー」

外から男の野太い声が聞こえてきた。


「ん、弟が帰ってきた。」

「弟がいたんだ。そういえば家族構成とか聞いてなかったな。」

「…………母と父は他界してるよ。今関わりがあるのは弟だけ。」

少し影が下りたようだがこういう問題は言わないなら踏み込まないのが正解だろう。

「ふーん」


「いるんだろー開けてくれー」

「ああ忘れてた。少し言ってくるね。」

「ん」



「姉さんが男を連れこんでいる……だとぉ?」

目の前に現れた男は開幕一番に目を見開きそういった。

男は身長200cmはありそうな巨漢で、リムは小さかったが、この男は大きな2本づのがリムと同じように生えていた。

ちなみに顔は厳つい。


「…………ほぅ私が男を連れこんだらそんなに不自然か?そんなに女の魅力がないと?」

リムは笑っていた。口調も最初のに戻っていた。

リム先生怖いです。


「……いやぁ」

男も笑っていた。冷や汗をかきながら。


「まぁいいや紹介するよこの人はコージ=ミスト=タチバナ」


「加護もちの貴族かよ!?……てかミスト?……創造神じゃねーか!?」

男は最初よりも目を見開き愕然とし固まった。




再起動まで5分かかった。


「ところで貴族かよ!?って言ってたけどどういうこと?貴族じゃないんだけど。」

「この世界だと苗字もちは貴族なの。」

「この世界だとってどういうことだ姉さん」

復帰したリム弟が聞いてくる

「その前に自己紹介でもしようよ。名前もわかってないよコージは。」

「あぁそれもそうだったな。わすれてた。アルベルト=アレクだ。戦神アレク様の加護を授かっている。姉さんと違って魔法はからっきしだ。年は29だな」

「こっちは橘ミスト浩二こっちに合わせると浩二=ミスト=橘もうめんどくさいから浩二=ミストって名乗るよ。ステータスの方って変わる?」

「変えられるぞむしろそう思ったら変わってるぞ。ただいろいろ条件はあるようだが。」

「ふーんステータス表示……変わってるね」

「いいのか苗字をそんな簡単に捨てて」

「特にこだわりはないしね。名前を捨てるのは絶対に無理だけど。続けるよ?出身は地球っていう世界から来ました。リムに召喚されたから召喚獣とかそんな扱いになるのかな?加護は創造神からもらってる。今のところこっちに来て2週間ほどだからこっちの世界の勉強だねぇ。」

「この世界出身じゃない?精霊界みたいなものか?」

「そうだよ。この世界じゃないところから、こっちの世界から呼びかけて反応があったのがコージなの。それでこっちに来てもいいって言ってくれたから召喚したの。でも私の技能でもかなりぎりぎりだった。制限もほとんどかけられてないし補助も翻訳が限界だったけどね」

「姉さんでもか?」

「うん、私でも」

「リムでもってどういうことだ?」


「私これでもこの世界で一番強い召喚士なんだよ。」

「世間一般だと天才召喚士って言われてるな。なんたって大精霊から竜まで召喚できるからな。」

「今はもうできないけどね。コージの召喚にかなり使っちゃってるから。」

「コスト制限みたいなものか?」

「よくわかったね。コージのコストだけで私の枠ほとんど使ってるんだよね。だから飛竜とか大精霊はとてもではないけど呼べないね。普通の召喚士クラスなら呼べるけど。」

「姉さん十分すげーよ。」

「俺のコストなんでそんなたけーんだ?」

「自覚ないんだろうけど、コージの魔力量は賢者クラスだよ、その中でも一番を争えるクラスで。」

「……そうか」


「ところでおなかすいたから夕飯の残りがあれば食べてもいいか?」

「んあぁ、もちろんいいよコージの料理は絶品だよ、それこそもうコージのごはんしか食べたくなくなるくらい。」

「それは、ちょっと食べるのが怖いな」


アルベルトは、日ごろの食事が旅の途中は干し肉に固いパンが当たり前のため、舌が肥えると死活問題なのだ。



頑張って連日更新してきましたが今日から遅くなりそうです。

週1ペースは最低でもキープしますので

もしよければ気ままにお待ちください。

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