6話 創造補正(料理)
短い話ですみません。
あとでまとめたりするかは未定です。
短くても連日更新できるように頑張ります。
毎日数千文字数を書くのは私には無理ですorz
「そろそろ夕飯の準備でもしようか」
「ん?もうそんな時間か本が面白くて気が付かなかったよ。」
浩二は現在中級者向けの魔法理論に関する本を熟読していた。こっちの世界の常識を知らない以上勉強する必要があるが幸い異世界に関しては本などで大好きだったため苦にならない。それに新しい知らない分野である魔法に関しての理論となればなおさらだ。初心者向けは数時間で理解し次に進んでいた。
リムはもう何も言わないとばかりに悟っていたが。
「夕飯を作ってもらう約束だったからな。楽しみだ。」
「さてさて何を作るか……スープはお願いしてもいいかな?メインは俺が作るから」
「分かった構わないぞ。あるものは使ってもらって構わないからな。」
「りょーかい」
しかし浩二は早速難題にぶち当たった
醤油と味噌、みりんもないのか。。。と
「とりあえず炒め物でも作るか。」
「……な……なんだこれは!?」
食卓は驚愕に彩られていた。
「うますぎるぞ!?」
原因は浩二の作った料理にあった。
絶品だったのだ。どうしようもないほど。
唯の塩だれ炒めだったにもかかわらず。
「料理……うますぎだろう。。。」
「いやこんなうまくないぞ……なんでだ?異世界補正?」
「補正?…………加護か!!!」
リムが正解にたどり着く。
「なるほど加護か、ってか料理に効くのかよ」
「これからはコージに料理を作らせた方がいいかも。」
「いいかも?」
口調がおかしかった。
「あっ」
小さく悲鳴を上げるとリムは真っ赤になってうつむいた
なにこれかわいい。
真っ赤になったリムに聞くと年上だし魔道士らしい口調として話しているだけで砕けた口調だと外見通りの喋り方らしい。
ただ慣れてないから動揺すると素に戻ってしまうらしい。
「別に砕けた口調で大丈夫だが?」
「同年代に精神が外見のままなんだなってからかわれたから…………」
「んーでもそれだと疲れるだろ?気にするなよ。むしろ、わかっちまったら他人行儀で悲しいじゃないかマスター」
「マスターはやめて・・・」
リムが恥ずかしそうにうつむく
「分かったよリム」
「ありがとコージ甘えさせてもらうね。」
そういってリムは微笑んだ。それは見た目と同じ年頃の女の子にしか見えないとても可憐なほほえみだった。
コージは思わず見惚れていたが頭をふると。
「さめる前にたべちまおうぜ」
話をそらすのだった。
このままだとリムを襲ってしまいそうだったからだ。
むろん制約のせいで襲うことはできないが。
リムと主人公の喋り方が大差ない気がしてテコ入れ
いや初めの設定にリムを戻したって感じですかねー
使い分けする感じにします。