2話 最初の異世界人は召喚主
あんな短いプロローグでブックマークしてくださった方
マジあざす
ちょっと楽しみにしてくれているかもしれない人が居ると思うと
持ちべが上がってきたあああああああああああああああああ
って感じです。
プロローグは2話投稿までに50PVいただきました。
何気に多いっすね予想だともっと10PV位だと思ってたんですが。
いや少ないのか多いのかも分かりませんけどね。
1話書いたら投稿って感じで書きダメを溜めすぎず更新ペースあげて生きたいです。できれば1週間も待たせたくないですからね。
うまそうなにおいがする。
ん?俺は一人暮らしだから自分で作らなければうまそうなにおいなんてしないはずだ。飯作ってくれるような彼女は今はいない。
そう思いながら起きる。
見慣れない部屋だ。丸太で組まれた木造の家だ。
間違いなく自分の部屋ではない。
そこで昨夜の夢を思い出す。
誰かとやり取りした夢を。
たしか…………
(それじゃあ呼ぶぞ。帰れないけどいいか?)
……ああ、いいぞ
(…………召喚!!!)
ふむ。
家で寝て起きたら知らない木造の家
んで昨夜は召喚される夢をみた……と。
…………異世界か?
「そろそろ起きてるかー?」
そういってドアを開けて女の子が出てきた。
「お!起きたか!初めましてだ。私の名前はリムという。よろしくなコージ」
そういって自己紹介したのは青髪に金の瞳を持った。少女だった。
髪はセミロングで身長は150後半くらいだろうか?そのくらいの少女がワンピースを着てこちらにあいさつをしてきた。
ちなみに普通に美少女だ。
「……ああ初めまして…………君が夢の会話の主かな?」
「そうだ。私が作った術式でな異世界に呼びかけてみたのだよ。成功して良かった。うまくリンクも作れたから召喚もできてな。召喚はお互いの了承がないとできんからな。あとリムって呼んでくれ。」
「わかったよリム。つまりここは異世界ってことでいいんだな?」
「あってるぞ?まさか召喚したことを怒らんだろうな?」
「あぁ怒ったりなんかしないさ。夢の中とはいえ自分で決めたことだしな。それにあっちにたいして未練なんかないしな。」
しいていうなら読み途中の本の内容と続編が気になるくらいだ。
「とりあえずご飯でも食べよう。話は食べながらだ。顔を洗って来いこっちだ。」
リムの先導で顔を洗いに行き食卓に着いて待っているとリムがご飯を持ってきた。
スープとパンのようだ。
食前の祈りをリムは捧げてきた。結構長い
「祈らんのか?」
「食前にいただきますっていって作ってくれた人に感謝するのがおれんとこの方の作法そもそも神の存在すら確認できてない」
「ほう、こっちに神は存在するぞ」
「へーあとで詳しく聞かせてくれる?」
興味は尽きないが今はご飯だ
「もちろん。覚める前に食べるとするか」
二人で朝ごはんを食べながら自己紹介をする。
「さて改めて詳しい自己紹介でもするかな。私の名前はリム=サーメルンという。サーメルンという魔法を司る神の加護を授かってる、魔法使いだ。年は今年で32となる。種族は魔族と人間のハーフだな。」
「32!?全然見えないな」
外見は高校生くらいにしか見えない。
「魔族と人間のハーフだからな成長が遅いのだよ。魔族と人間のハーフは150年ほど生きる人間の寿命が80年と考えると成長と老化が半分の速度ってことだな。成長は人間の10歳くらいまでは人間と同じだがそこから遅くなる。」
「さっそく異世界だなぁ。ところで魔族ってのは?」
「魔法に優れた種族だな特徴としては2本角が生えているということ以外は外見上違いはないな。角の大きさはバラバラだが。寿命は300年ほどか。私にも角は生えているぞ」
そういって角を見せてきた
耳の裏側から小さい角が生えていた。耳より少し大きいくらいの
「ほんとだ気が付かなかったよ。次は俺が自己紹介しようか。橘浩二って言う。こっちだとコウジタチバナになるのかな?年は23。そんな感じかな?」
「人間族かの?」
「むしろ人間以外の種族を見てみたいよ。動物はいるけど」
「なるほど。ではこっちの世界に私がコージを召喚したわけだが召喚した以上コージには私の掛けた縛りがある。」
「召喚主を攻撃するなみないなやつ?」
「うむ、わかってるのかそれだけだが何とか掛けさせてもらった。コージの魔力だとそれだけをかけるのが精一杯だったがな。」
「んーそれくらいは別になんでもいいよ。かかっててもかかってなくても違いはないし。」
実際美少女に攻撃なんてできない
「そうかそれでコージにかかってる私からの付与だが異世界人ということから通訳の魔法が常時でかかるようにしてある。この魔法が付与してあることで読み書きから会話までこなせる。」
「助かる。」
すごく便利でないと死活問題だ
「ただ私が死ぬか契約が破棄された瞬間きれるから気を付けてな。」
異世界で意思伝達がスムーズにできなくなる。
恐ろしい
「気を付けるよ。」
「あとはこの世界の知識と生きてく為に戦い方を学んでもらおうかな。」
「何から何まですみません。」
「なに召喚主としての務めはきちんと果たさないとな。久しぶりの話相手でもある。なに、きにするな私も楽しいからな。」
そういってリムは微笑んでいた。
誤字、脱字、感想なんでもください。
糧にして頑張ります。
なくてもがんばります。