19話 宿
まだまだ旅行中のはず
いやもしかしたら実家ごろごろしてるかもしれないけどさ
都についたが門兵が近寄ってきた。
「すみません」
「なんでしょうか?」
「こちらの雷銀狼は街中に入らせる予定でしょうか?」
雷銀狼と知っていて恐れてないらしい。結構豪胆なようだ。
「いえ、チャムにはここまで送ってもらっただけなので帰しますよ」
「そうですか、身分証はお持ちでしょうか」
「ちょっと待ってくださいね。チャムここまでありがとう。大会は呼ぶかわからないけど帰りにまた呼ぶからよろしくね?」
「再開をお持ちしております。リム様」
「んじゃまたねー」
魔法陣がちゅむを包み帰した。
「さてと、ステータス表示、はい」
「ありがとうございます。」
ステータス魔法を見してもらう門兵
「リム=サーメルン?召喚の賢者ですか!?」
「なつかしいねーその呼び名。でも毎回思うけど召喚術に賢者の称号ってないよね。それで入れる?」
召喚の賢者?リムの二つ名みたいなものか?
「あ。はい問題なく入れます。もう一人のお連れの方は?」
「こっちは身分証がないんだよねー。私が保証人になるから発行してもらえる?」
「わかりました。少々お待ち下さい。とりあえず書類を書いてもらわないといけないので、詰所にどうぞ。」
そして詰所に同行する。
「こちらの書類に記入をお願いします。ところで文字は書けるでしょうか?」
「問題ない」
翻訳コン○ャクーいや翻訳魔法のおかげで何の問題もない。まじ助かる。リムちゃん天使。
「では記入をお願いします。」
用紙をみる。
「リムかけない項目があるんだが?」
「ん?何がかけない」
「職業」
「……あぁそうか研究者とかなんだろうけど。まだ立場もないからなぁ・・・」
「リムのペット」
「そういうのはなしで!」
「書ける範囲でいいですよ」
門兵さんが苦笑いしながら補足する。
「あ、そうですか」
ということなので名前むろんミストは外す、年齢、性別、身長、髪や肌、目の色、保証人を記入する。
「大丈夫です。それでは10分ほどお待ち下さい、発行してきますので。」
持ってきたのは金属のプレートだ。
「これが身分証になるので手放さないで下さいね。発行費は銀貨一枚です。」
「はい。」
リムが銀貨1枚を渡す。
「はい。では出口まで案内するのでどうぞ」
門兵さんの案内にしたがって詰所を抜ける。そこは都だ。
「んじゃ宿とろうか。」
そういってリムの後についていく。
なんてったって今の俺はおのぼりさんだからな!
都から半日ない距離からのおのぼりさんだからな!
「すみませーん」
そういってリムが、入っていったのは「鳥たちの止まり木」という宿だ。
「お久しぶりです。部屋空いてますか?」
「リムちゃんじゃないかい。相変わらずかわいいねぇうらやましいよ。後ろの子は彼氏かい?あんなに男の影が見えなかったのに。」
「違うよ!」
いつもどうり真っ赤になって反論するリム
そこにはTHE女将がいた。恰幅のいいからだに豪快に笑う姿、そしてあふれるおっかさん魂。
「はじめまして、リムの家にお世話になっている居候です。」
「はっはっは面白いやつだな。私はここの宿の女将のリンダってんだ。ここの1回の食堂は旦那のカルケがやっている。」
「お世話になります。」
「礼儀ただしいやつは嫌いじゃないよ!リムちゃん今回は何泊してくんだい?」
「2週間は確定で多分3週間ちかくかな。」
「んじゃとりあえず2週間分もらっとくね。部屋は?」
「シングル二部屋で」
「なんだい。ダブル一つじゃないのかい。それじゃ金貨2枚ね。」
「はい。」
「んじゃ、初めての人もいるし軽く説明するよ。朝食は料金い入ってる。昼と夜はなし、ただ食堂は空いてるから、旦那に頼めば作ってもらえるよ。お金はとるけどね。シーツはこっちで変えるし部屋の掃除もする。貴重品は宿においてかないでくれよ。お湯とか明かりとかは有料だから。言ってくれれば準備するよ。こんなところだね。」
「わかりました。」
「んじゃこれが部屋鍵ね。」
そういって連番の二つの鍵が渡される。
「んじゃ部屋に行って荷物を置いたら夕飯を食べようかここのご飯はおいしいから食べに行く必要ないからね」
「りょーかい」
夕飯は野菜たっぷりシチューでリムと一緒に舌鼓をうった。
自分で作る料理は絶品だがやはり人の作った料理は心にくるのだ。
うまい飯を食って、大衆浴場にいき。
二人は寝床に入った。
次話は投稿が3日後になるか怪しいです。
間に合えば更新できます。
9日までに寮に戻れるのでしょうかねぇ・・・




