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天才召喚士の天災魔導士  作者: しんあい
1章 天才と天災は出会う
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9話 油断の結果


この世界に来てからずっと試したかったことのひとつ。

それは鋼糸という武器をつくってそれを扱うことだった。

実は浩二は鋼糸を武器に戦うキャラが恐ろしく好きだった。

ヘビースモーカーで、ぼろぼろのマントでそれで、ぼさぼさの髪の毛、でも圧倒的な戦闘力をもってして仕事をこなす。かのキャラが大好きだった。日本では鋼糸を自由自在に操ることはできないがこっちの世界には、魔力があって魔法がある。ずっと試したくてうずうずしていたのだ。


だが浩二はとっても油断していた。




「作る?」

「物質創造で」

「ああ魔力を物質に変えるってやつか。」

「そうそれ」


さっそくやってみることにした。

せっかく得た力だ。寝る前や勉強の合間に能力を把握しようと何度か使ってみている

効果の使用方法は現状でわかってる範囲だとこうだ。

まず、

「物質創造起動。」

と唱え

「創造物、鋼糸つきグローブ」

イメージを浮かべながら名称を唱える。

「特殊効果なし」

特殊効果の付与をするかを決める。

「創造数1セット」

そして創造する数を決める。

「創造」

あとは魔力が勝手に持って行かれる。

そうすると出来上がるって感じだ。

魔力が持って行かれる感覚の跡には

「できた。」

目の前に出てくる。

「おぉぉすげーな」

「すごいね」


ほかにも素材等を細かく指定することは出来るが、希少なものを使うとそれだけ魔力を持って行かれる。

またこれだけだと希少金属を創って売るを繰り返せばいくらでももうけられそうだが、使用制限として作る際に使用した。魔力は総量から常時減らされる。

むろん、売ってすぐに魔力に還元し直せば、いくらでももうけられるが、詐欺のため浩二にやるつもりはない。


さっそく装着してみる。

「さて実験実験、魔力を通すと」

第一関節まで覆っていたグローブがほどけ複数の糸になった。

「できた。」


周囲を見回し。

「あれを標的に見立てて使ってみていい?」

指さす先には木があった。

「うん。構わないよ。家には当てないでね?」

「自信ないから少し家から離れるか。」

「そうしようか。」




3人は少し森の中に入っていく。


「こんなもんでいいかな。…………んじゃさっそく使ってみるね。」

魔力を通した鋼糸を魔力から得られる感触から手のように考えて動かす。


「んっ!!!」

赤く浩二の魔力に染まった鋼糸は木を軽く切り裂きその勢いのまま

「ん?」

見下ろした体は赤く染まっていた。

そして右腕の肘より先はなかった。

鋼糸は勢いのまま浩二の右腕と脇腹を切り裂いたのだった。


そして浩二は痛みが体を失う前に




駆け寄ってくる、二人の声を聞きながら。



(あぁどうやら二人にはいかなかったようだな。よかった。)



最後にそう思って意識を失った。




浩二はこの世界に来て、憧れだった武器を手に入れた。

それに浮かれていた浩二に襲い掛かったのは武器の制御ミスによる自傷だった。



痛い目に会うのは確定でした。


でも主人公の性格が一貫してない気がしてきた。

やべえ


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