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配達員

作者: 水任 流生

私がゲームをしてた時にコンコン、コンコンと音がしたんですよね、それで配達員かな?と思いオンラインゲームなので離席するのは気が引けて後ででいっかと考え友達とゲームを続けたんです

そしてゲームが終わった時に配達員の事を思い出し、何か頼んだっけなと玄関に向かうとコンコン、コンコンと音がしたんです

私は立ち止まりこう考える

なにかおかしい、何でノックだけなんだ

そんなこんなしている間もコンコン、コンコンと言う音が鳴り響く

それは次第にドンドンと言う音に変わっていき間隔も短くなって全身がヒリヒリと冷え汗が滲みでる、頭が真っ白になり扉をただ見つめる

気づくとピンポーンと音がなる

さっきまでの扉を叩く音がピタリとやんでいた

「お〜い〇〇」

友達の声でした

その日は私の家で遊ぶ約束をしておりお酒を片手にチャイムを鳴らす友人がいました

「うぉっ酒クセェなどんだけ飲んでんだよ出てけ出てけ」

口ではそんな事を言いつつ友達に感謝していました

「せっかくここまできたのにぃ〜」

「冗談だよ」

その日はさっきまでの出来事を忘れ友人と楽しく遊びました

その数日後の出来事でした

お昼ごろゲームをしている時にピンポーン

ピンポーンとチャイムを押す音が聞こえました

私はは~いと返事をしてしまいました

すると「おーぃ〇〇」と言う友達の声が聞こえたんです

でもその日は遊ぶ約束なんてしていませんでした

ピンポーンピンポーンピンポーン

「おーぃ〇〇おーぃ〇〇」

私の名前を連呼するようにでも一定のペースで呼んでいて言いようの無い不気味さを

感じました

それでも友達がなにかイタズラをして居るのだろうそう思い決心をつけインターホンをみようとしたら

「せっかくここまできたのにぃ」

そんな無機質な声を出しチャイム音と共に

声も止みました

私は心配で本当に誰もいないのかと扉を開けると

「冗談だよ」

と私の声が無機質に流れた

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