休み
今日は休みだ。なので深酒してしまった。アリスがどんどん注いでくるから。俺は回復魔法をかけながら飲んでいたので二日酔いにはなってない。朝も早く起きた。昨日はアリスが怖かったがアリシアさんが優しかったので全然苦にならなかった。アリシアさんに鼻の下伸ばしてたらアリスちゃんがさらに怖くなったが他の客の所へ行ったので回避できた。まあ、また戻ってきたが・・・・。「俺には関係ない」とつぶやいてしまったのがいけなかったのだろう。アリスちゃんがバシバシ叩いて来た、痛くはなかった。それが気に障ったようで今度はぐちぐち言ってきた、あまりにうるさいのでエールを飲ませた。俺は悪くない・・・・。始めて飲んだらしく俺のジョッキをまじまじと見て一気にあおった。顔が赤かったがなんでだろう?
飲む前から赤いなんて、雰囲気によっちまったんだろうか?あり得る・・・・多分そうだ。いやそうに決まってる。俺の知識が火を噴くぜ!アリスちゃんはおこちゃまだな!!胸は意外と大きかったが・・・・それは関係ない!!断じて!!子供だ子供だ!!俺は引っかからんぞ!!アリスちゃんがもういらないとジョッキを返してきたので俺は、一気に飲み干した。また赤くなっていた。酔いが回ったのだろう・・・。それからはなぜか上機嫌になったアリスちゃんと話していると、他の冒険者達が絡んできた。面倒なので酔いが回りやすくしてやるとふらふらになって、何のことだかわからなくなって、部屋に帰って行った。
アリスちゃんは明らかにほっとしていた。この宿の客はアリスちゃん目当てのやつが多く、すぐに今夜どうだい?って誘いをかける馬鹿がいっぱいいる。まだ子供だっての。アリスちゃんも無理です!!と断ってるのに、次の日には同じこと言ってるやつらばっかりだ。娼館行けっての。ほんとしょうもねー奴らばっかりだ。ましなのもたまにいるがな・・・。まあ変わりモンだがな・・・。休みだし娼館にでも行くか・・・・。うっ、殺気が・・・・。やめとこう。馬小屋の入り口にアリスちゃんが立っていた。笑ってるが目が笑ってない。なんて顔しやがる・・・・。オッサンをビビらせやがって。
「アリスちゃんか、どうした?」グラン
「グランさんが良くない事考えてそうだったので・・・。」アリス
「そんなこたぁねーさ、ささ、帰った帰った!俺は仕事してくる!!」グラン
「グランさんは今日休みですよね?」アリス
「あるぅえ?なんでぇ?仕事行ってきまーす!!」グラン
「待ってください、」アリス
「ぐえぇ!ちょっと何!」グラン
「私はグランさんがお休みだって聞いて、私もお休みにしたんです。今日は一緒に街を回りましょう?」アリス
「俺ぁ大事なようがあってですねぇ、お嬢には恥ずかしくて言えねぇんでさぁ、すまねぇがここは引いてくれやせんか?」グラン
「なんですかそれは?駄目です、行きます」アリス
「お嬢!!一生のお願いです!行かせてくだせぇ!!後生ですから!!」グラン
「どんな用事だというんです?」アリス
「それは、女の子には言えねぇってもんです!」グラン
「言えないことをするつもりですか?まさか!?街で女の子を組み敷くなんてことは無いでしょう?」アリス
「すみません、それは言えない決まりになってるんです、申し訳ねぇ!!お許しを!!」グラン
「はぁ~、どうせ娼館に行きたいとかそう言う事でしょう?駄目です。」アリス
「ち、ち、違いまさぁ!!もっと、もっと深いわけがあるんです!!」グラン
「では、正直に言ってください、そしたら考えます」アリス
「娼館に行って好き放題したい!!!」グラン
「だ、駄目です。私が相手します。」アリス
「な、な、な、何てことを!!お嬢はハルト様に捧げるって言ってたのに!!!さては偽物だなぁ!!?」グラン
「な、な、何を言ってるんですか!?私には心に決めた人がいます!!」アリス
「だからそれがハルト様だって言ってるじゃないですか!」グラン
「ち~が~い~ま~す~!!!!なんでそんなににぶちんなんですか!!?」アリス
「ははぁ~?わかりましたよ?ハルト様が他の女の人に取られそうになったから、自分も誰かいないかと探してるんですねぇ?」グラン
「全然違います!!グランさんのバカ!!にぶちん!!化け物ちんちん!!」アリス
「なんですかそれ!!最後の関係ないでしょ!!大きくたって悪くないんですから!!」グラン
「私が面倒見てあげるから?娼館は行かなくていいでしょ?」アリス
「いやいやいやいや、お嬢はどんなことか知らないからそんなこと言えるんです!!子供は引っ込んでてください!」グラン
「子供子供ってもう!!私はおっぱいだって大きいし生理だって来てるんだから!!!!」アリス
「そんなんじゃあまだ大人とは言えませんよお嬢?わかって下さい。(ぽんぽん)」グラン
「うっ、なでたって駄目なんだからぁ!!!!!もっと優しく!」アリス
「はいはい、女の涙はここぞって時に出さないと駄目ですよ?今はその時じゃありません、良いですね?」グラン
「う、うん、抱きしめて?」アリス
「はいはい、ぎゅっと」グラン
「そのまま、ずっとそうしてて」アリス
「いや無理です・・・・なんか息荒くないですか?大丈夫?」グラン
「ハァハァいい匂い!(小声)」アリス
「お嬢もう終わりです!いい子で待っててください、お土産買ってきますから」グラン
「グランさんが欲しい」アリス
「駄目です、離れてください」グラン
「いや!あとちょっと!」アリス
「駄目です!はい終わり!」グラン
「ああん!もうっ!!あとちょっとだったのに!!」アリス
「何がです!?じゃあ行ってきます!」グラン
「この貸しは返してもらいますからね!!」アリス
「貸しなんて作ってませんよ!」グラン
「ぶ~~~!!」アリス
「じゃあ!」グラン
ルンルン気分で娼館に向かった。今日は~~どの子がいいかな~~♪ふらふら歩いていると、高級そうな娼館が目に入った。入ってみる。朝なので女の人たちがたむろしていた。みんな綺麗だ。
「あのぉ~お店開いてますか?」グラン
「え、ええ、開いてますけど、お客さんですか?」ルイーズ
「ああ、ちょっと覗いてみただけです、それじゃあ」グラン
「ちょっと待った!!お兄さん私が相手するよ!!」ドリー
「あなたは・・・淫魔族ですか?いいですね・・・これもありか・・・」グラン
「ふふふ、美味しそうな匂い!!たまらないわ!!早く行こう!!お金はいらないから!!!」ドリー
「え?ドリーがお金貰わないなんて!?すごい人!?」ルイーズ
「え、あ、ちょっと!!?」グラン
部屋に連れてかれた。流石淫魔すごい格好だ。興奮してきた。淫魔のお姉さんにベットに倒された。ズボンをむかれる。現れるおちんちん、お姉さんがびっくりする。
「お、大きい、こんなの始めて・・・・」ドリー
「お姉さん名前はなんて言うんですか?俺はグラン」グラン
「私はドリーって言うわ。あなたの魔力すごいわ!これが私の物!ふふふふ!」ドリー
「俺は他のお姉さんにもお世話になりたいなぁ~とか思ってるんですが?」グラン
「駄目よ!私の物!!これからは他の所行っちゃだめよ?」ドリー
「それはお約束できませんが・・・」グラン
「始めましょう?」ドリー
駄目だエロいが、すぐにへばってしまった。ドリーさんはエロく乱れたあとはぁはぁ言って俺の声が聞こえなくなった。魔力増やしすぎたか?てへ。普通のお姉さんたちに相手してもらった。みんなダウンしている。俺はお金を払って帰った。その前にメイプルへ寄った。
「こんにちは~マルクスさんいらっしゃいますか?」グラン
「おう!グランか!!入れ入れ!!お前のお陰で大繁盛だ!!」マルクス
「はっはっはっはっは、それは良かった、またクッキーの詰め合わせもらえますか?」グラン
「おうおう!わかった!特別製な!」マルクス
「いつもありがとうございます」グラン
「こっちがお礼言いたいくらいだぜ!ありがとな!」マルクス
マルクスさんは俺より年下の23歳だ。父親から店を継ぎ経営している。お父さんはまだ生きているが引退している。最近趣味でパンを焼き始めたらしい、マルクスさんが教えてくれた。俺は用件を済ませる。