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また、つまらぬものを斬ってしまった……で、よかったっけ? ~ 女の子達による『Freelife Frontier』 攻略記  作者: 一色 遥
第四章『ボタン』

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100/147

船の操舵手はどこに

100話到達しました。

いつもありがとうございます。


――――


前回のあらすじ

・操舵手を探しに船舶ギルドに行こう

・ウルティアの街は運河が通ってる

「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」


「えっと、私達の船の操舵手を探しにきたんですが」


「乗組員のお探しですね? でしたら、こちらの席へお越しください」


 そう言いながら、受付の女性は分厚いファイルを取りだし、私達を呼んだ席の真ん中にあるテーブルに開いた。

 船舶ギルドの中には人が結構いて、NPCっぽい人が大半かな?

 まあ、第三層まで到達してる人も少ないみたいだし、これから少しずつ増えていくんだろうなー。


「まずお客様の船がどの様なものかお聞かせ願えますか?」


「あ、えーっと……」


「外輪船ですね。大きさは家ふたつ分くらいあると思います」


「なるほど…。船のサイズ的には問題ないのですが……外輪船となりますと、(わたくし)共の所有する船には無い形となりますので、操舵経験のあるものが……」


 つまりは、船の機構が特殊だから、操舵できるって言い切れる人がいないってことなんだねー。

 というか外輪船って何?


「外輪船っていうのは、船の外に水車みたいなのがついてるやつだにゃー。リンが言うには、ゲームだからこそできる魔法兼用ハイブリット方式とかなんとか言ってたぜー」


「……余計意味がわからなくなったんだけど」


「まあ、リンが楽しそうだから止めるに止めれなくてにゃー」


 そこは止めてほしかった。

 まあでも、全く作り方を知らないものを、いちから自分で作るっていうのが、楽しみだったんだろうなーって思うし……私がその場にいても止められなかった気がする。


「しかし、住民の方が無理ってなると、やっぱりプレイヤーを探すしかないかにゃー」


「そうですね。冒険者の方々は、操舵の才能を持たれている方もいらっしゃるそうですので」


「操舵の才能? あ、もしかしてスキルのことかな?」


「たぶんそうだと思うぜー。あ、お姉さんありがとうございました。あとは自分達で探してみますー」


「はい。お力になれず申し訳ございません。また何かありましたら、お気軽にお声お掛けください」


 頭を下げるケートにならって、私も軽く頭を下げると、受付の女性はファイルを手に離れていった。

 まあ、無駄だとは思ってたけど……やっぱり見つからなかったねー。


「でもスキルのことは聞けたし、収穫はあったと思うぜー。見つからなかったら、誰かが【操舵】のスキルを取ってレベル上げるかにゃ」


「だねー。でも、リアルでやったことないことだと、結構難しいよね?」


「だにゃー。特に船になると、リアルでも船舶免許みたいなのがあったりするし」


「そうなの?」


「うむ。たしかボートとかは小型船舶で、フェリーとかの大きいやつは大型船舶ってやつだったはず。前に雑誌で見た程度だからちょっとあやふやだけど」


 そうなると、個人用の船は小型で、たくさんの人が乗れる大きいのが大型ってことだよね?

 じゃあ、私達の船は……大型かー。


「自動車とかと違って、船は海を進むからにゃー。常に波が起きてるし、風も吹いてるから、技術力がすごい求められそうだぜー」


「あー、私は絶対無理。覚えるのも苦手だし」


「セツナは自分の体で覚えるタイプだからにゃー。いろんなことを考えないといけないことには向いてない気がするぜ」


「うん。だからそういうのはケートに任せるよー」


 頭脳担当ってことで、ひとつよろしく。

 ……いや、ちょっとは考えようとしてるんだけどね?


「っと、メッセージだにゃー。……ミシェルさん?」


「え? ミシェルさん? ちょっと珍しいね」


「うむ。この間は第三層へ到達したことの報告だったからアレだけど、特に何もないときに連絡してくるのは初めてかも」


「まあ、とりあえず見てみたらー?」


 私の提案に頷いて、ケートはメッセージを確認する。

 するとすぐさま、「え? 相談?」と驚いたような声を出した。


「なんて書いてあったの?」


「んー、相談したいことがあるので、どこかで時間を作ってもらえないかーって」


「ミシェルさんが? ……珍しいねー」


「うむ。とりあえずココに呼んでみるぜ」


 言うが早いか、ケートはささっとメッセージを送り返し、メニューを閉じた。

 そういうことは一緒にいる人に相談してからするものじゃないかな?

 まあ別にいいんだけどさー。


 そんなこんなでのんびり話をしつつ待つこと十分ほど。

 船舶ギルドの入口に、ミシェルが姿を現した。


「あ、ケートさん、お久しぶりです。セツナさんも」 


「久しぶりー」


「お久しぶりです」


 ミシェルさんは一人で来たみたいで、私達のすぐそばに腰を下ろす。

 そして、少しだけ呼吸を整えてから「メッセージでもお伝えしましたが、ご相談がありまして」と口を開いた。


-----


 名前:セツナ

 所持金:105,040リブラ


 武器:居合刀『紫煙』

 防具:戦装束『無鎧』改


 テイム:ブラックスコーピオン(幼体)『ハクヤ』


 所持スキル:【見切りLv.4】【抜刀術Lv.15】【幻燈蝶Lv.6】【蹴撃Lv.11】【カウンターLv.10】【蝶舞一刀Lv.11】【秘刃Lv.2】【符術Lv.3】【八極拳Lv.5】

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