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ファンタジア  作者:
5/15

4話四人の睡眠

「熱いっ!」


緑色の巨大なトカゲ、いや・・竜?が火を吐いた。


火はあたり一帯をつつみこみ逃げ道はなくなった。


「くそっ!どーなってんだよ!」


竜は爪を立てて突っ込んでくる!


まずい!


凛太郎は身構えた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


布団があせでぐっしょりしていた。


「・・・またあの夢か。」


このごろ同じ夢を見る。


ビデオを再生しては巻き戻しを繰り返しているかのような感覚だった。


奇妙な感覚のまま学校へ向かった。


途中で修平に会って、思い切って言ってみた。


「最近、変な夢をみるんだ。」


「奇遇だな。おれも最近へんな夢をみるんだ。」


そこに舞子と千鶴ちゃんが現れた。


「おっはよー。なになにー?何の話だー?」


「いや、最近、変な夢をみるんだ。」


「え・・・それどんな夢?」

気のせいだろうか、舞子の顔がすこし緊張したような雰囲気になった。


「竜みたいな生き物が火を吐いて襲いかかってくるんだ。」


「あ、それあたしもみるよ」


軽っ!そして、ええっ!!

心の中でツッコんでいると、誰かが肩をたたいた。


「わたしもそれ・・・みたことがあるの。」


千鶴ちゃんまで・・・。


でもこのときはだれもがただの偶然だとおもっていた。




時は変わって昼休み。

校庭の大きな木の木陰で昼寝をしようと木へと歩いていたら


「どこいくの〜?」


と、舞子たち、朝の三人に呼び止められた。


「昼寝だけど・・・。」


「おっ。いいね〜。あたしたちもいってもいい?」


視界に千鶴ちゃんがはいった。


「いいよ。」


・・・こうして四人は大きな木のもとへ昼寝をしにいった。


木を取り囲むような形で四人は木にもたれかかった。


そして、凛太郎は深い眠りについた。 

呼んでいただきありがとうございます。もしよければ感想などもきかせてください。

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