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プロローグ
へたくそで読みづらいかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。
夏が過ぎ、涼しくなってきたこのごろ、騒々しい教室に三人の男女の姿があった。
「凛太郎。進路どうする?」
凛太郎と呼ばれた少年は顔を上げた。
「…う〜ん。どうだろう。舞子はどうだ?」
急に話題を振られた舞子は窓の外を見て言った。
「わかんな〜い。そんなの決めてる方がめずらしいんじゃないの?ねぇ修平?」
「イヤ、みんな結構決めてるらしいよ。」
修平はスポーツ刈りの頭をかきながら答えた。
昼下がりの午後、中学三年生の三人は場所に似合わず暗い話をしていた。
「…眠い。」
凛太郎は瞼が重くなるのを感じた。
「おいおい。」修平と舞子は顔を見合せて笑った。
凛太郎がポケットに入れていた進路希望調査のプリントが床に落ちたが拾う気にはならなかった。
読んでいただきありがとうございます。
題名と関係ある?と思った方もおられると思いますがこれからゆったり書いていきたいと思います。